DANCE@PIECE

ZERO CONTEST 2013 茨城

今年三回目の予選となるZERO CONTEST IBARAKIが11月3日に亀城ホールにて行われた。
エントリー数26チームで数もさることながらそのレベルの高さがうかがわれた。
茨城のみならず栃木や埼玉、千葉、東京、静岡などからの遠方のエントリーチームも多く見られた。
序盤からハイレベルなKIDSダンサーが続く中、EVOLUTION SARUがバク転やドンキーなどアクロバティックかつ独特なスタイルのダンスを見せるとKingStepperがオリジナルスタイルのHIPHOPで身体能力の高さを見せた。
中盤戦ではSedna&Artemisが独特の雰囲気と音取り、しなやかなダンスの動きで魅せる。
後半戦に入って一際歓声を巻き起こしたのは静岡から登場したJubileeだ。
R&Bの楽曲が始まるとその小さな体から考えられない身体能力とダンススキルを発揮し、きっちり揃ったダンスは会場の歓声を誘った。
終盤戦に差し掛かると畳み掛けるようにハイレベルなKIDSチームが続く、PRODUCTがSWAGスタイルでオリジナリティ溢れるダンスを見せると、Deep lusterがスキルの高さと他に類を見ないダンススタイルで魅了し、続くMIKEがミドルスクールの楽曲で黒ノリのHIPHOPダンスとノリの良さを見せ付けた。
ラストに登場した福島からのエントリーFORCE ELEMENTSはその完成された作品力もさることながらソロの技術も非常に高くPOP独特の黒さと王者の風格をかもし出していた。

ZERO CONTEST GENERAL部門はエントリー数11チームと少ないながらもハイレベルなエントリー者が名前を連ねた。
1チーム目に登場したRaHrcがHOUSEでは珍しいストーリー性のあるダンスを魅せ、続くBlack Laberは物語性のあるSHOWを披露しJUDGEの度肝を抜く声を発して会場を笑いの渦に誘う。
中盤戦ではGLIDOCHがSWAGスタイルでパワフルかつ大胆な動きと、細かなRAPを体をうまく使い表現していた。
G-BROTHERはステップワークをうまく使ったHIPHOPでダイナミックさを出し、ニュージャックスウィングなども取り込んだパワフルかつスピード感のあるダンスを見せ付けた。
後半戦、ROXANAが序盤よりミドルスクールのパワフルで黒さのある踊りを魅せ、その確かなスキルを全開に出し切り魅せきった。
地元茨城のチームJACK KINGZはスピード感とキレのあるHOUSEで軽やかなステップワークと体をうまく使ったボディコントロールを駆使して踊りきった。
残すところあと2チームとなった茨城大会、次に登場したのはRepoll:FXは久々の復活5人バージョンとなる新ネタでおしゃれなチームワークとめまぐるしく変わる構成をうまく使ったルーティーンと5人の息の合ったBE-BOPスタイルを繰り広げ会場を盛り上げた。
ラストに登場したのはPSYCOPATH-FUNK☆zはクリスブラウンの楽曲からスタートし、キレのあるPOPダンスと細かな音取りで序盤を見せきり、後半はDUBSTEPの楽曲を体全体の細かな部分でしっかりと取り、そのスキルの高さと貫禄を魅せつけ会場の空気を盛り上げた。

激戦を潜り抜け年末のDANCE@PIECE決勝大会に勝ち進んだのはKIDS部門FORCE ELEMENTS、GENERAL部門 Repoll:FXという結果となった。

KIDS部門

GENERAL部門


◆ZERO CONTEST2013 IBARAKI
2013年11月3日(日)
会場:亀城プラザ(文化ホール)
OPEN:12:00 / START:12:30