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三浦大知が最新作『The Entertainer』を語る 前編

渋谷の街をはじめ、リリース日となった11月20日前後の各地での盛り上がりを見てわかるように、ファンだけでなく、全国のCDショップ関係者や各媒体関係者などなど、実に多くの人たちが待ち望んでいた三浦大知の4枚目となるアルバム『The Entertainer』。大知自身“最高傑作”と断言し、オリコンでは自己最高位となるウィークリー5位を獲得した本作をすでに手にしているファンも多いことだろう。

そこで、アルバム収録曲「Listen To My Heartbeat」のミュージックビデオ撮影時のオフショットとともに、三浦大知本人がアルバム収録曲を語るセルフライナーノーツを2回にわけてお届けしたいと思う。

この曲はいつも曲をつくってくださっているNao’ymtさんから頂いた曲でこのアルバムのひとつ象徴と言うか、この曲がすごくこのアルバムの顔になる曲だと思っていて。それはなぜかと言うと……カテゴライズ出来ない曲だなという風に思っているんです。

 R&BとかEDMとか、色々なジャンルがありますけど、2013年にきて本当にジャンル関係なくいろいろとごちゃ混ぜになっていく中、この曲は「三浦大知のオリジナル」と言う事でしかあまり表現できない、ジャンルにとらわれない楽曲だと思うので。そういった部分で言うと1曲目にバシっとこれがくると三浦大知のアルバムとしてすごく締まるんじゃないかなという風に感じました。スタッフの方々も含め満場一致でこれを1曲目にしようという感じでした。

 ミュージックビデオは横浜アリーナの映像と楽曲を合わせて、グラフィックを足してという感じなんですけど、この振り付けは「Right Now」とか「I’m On Fire」とか、Keone Madridが全部振りを付けてくれてます。

 「I’m On Fire」は僕の個人的な価値観として「かっこいいの最上級は爆笑」というのがすごくあって……“かっこいいという意味”でこの曲を聞いて頂いた時に、みなさんで「爆笑」してもらえる位カッコいいダンスチューンがつくれたらいいなっていうのを思いながら制作をすすめていった感じでした。

 これはT.KURAさんとmichicoさんにつくって頂いたんですけど、もうとにかく理屈抜きで盛り上がれるダンスチューンになっていると思いますし、これはこれからのライブでもかなり定番になっていくんじゃないかと思います。

 ミュージックビデオは本当に手を叩いて笑えるくらいスゴすぎて! いろんなものを盛りだくさんにできたらいいなあって思っていたので、そういう曲の面白さとか爆発している感じというか、燃えてる! 感じとかがちゃんと表現できたんじゃないかなと思ってます。スタジオと外と2日に分けて撮影するのも初めてだったので、すごく刺激的でした。
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元記事 : BARKS 配信日時 : 2013-11-27 18:25