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余命僅かの父へ“1人結婚式”、ラストダンスで「大好きよ、ダディー」。

結婚する子どもの晴れ姿が見られれば、苦労して育てた親なら、誰もがこの上ない幸せを感じることだろう。最近米国のある女性は、すい臓がんを患い余命3か月とされる父親に自分の晴れ姿を見せられそうもないと悟り、とても残念な気持ちになった。しかし父をこよなく愛する彼女は、いつか行うであろう自分の結婚式に「父にもいて欲しい」と考え、父と踊る姿を撮影するための“1人結婚式”を開こうと決断。花婿はいないまま、先日公園の展望台をステージにした式を行い、娘の花嫁姿が見られた父親も喜んだという。
米放送局ABC系列KXTVによると、父親のための結婚式を行ったのは、カリフォルニア州オーバーンに住む25歳の女性、レイチェル・ウルフさん。すい臓がんを患う彼女の父ジェームズさんは、すでに化学療法などの治療も行っていない末期状態といい、医者からは「長くて余命3か月」と宣告されていた。辛い現実に直面している父は、死に対する恐怖はないというものの、「彼女の晴れ舞台に出られないのが一番悲しい」と、娘の結婚式に出られない悔しさを募らせていた。
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元記事 : ナリナリドットコム 配信日時 : 2013-07-29 19:09