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LMFAOのツアーダンサーとして日本人が活躍!ヘッドスピン世界記録保持者Aichiが語る

LMFAOのツアーダンサーとして日本人が活躍!ヘッドスピン世界記録保持者Aichiが語る

ヘッドスピンのギネス記録保持者としてダンスシーンのみならず、数々のメディアから注目を受けるB-BOY Aichi。昨年にはあの人気アーティストLMFAOのツアーダンサーのQuest Crewとして世界中を飛び回り、活躍を見せている。
日本を拠点にアンダーグラウンドシーンで活動していた彼が、ヘッドスピンギネス記録に挑戦した経緯とは?海外アーティストのLMFAOと関わることになったきっかけとは?
今回はダンサーに新たな可能性、そして夢を与えるほどの華々しい活躍を見せているB-BOY Aichiに迫る!


STAFF
まず始めにダンスをはじめたきっかけは?
Aichi
僕の兄きっかけですかね。中学一年のときに、学校から帰ってきてお兄ちゃんがダンスのレクチャービデオを見ていてブレイクダンスは知ってたのですが、レクチャービデオというのは初めて見て、それを見たその瞬間からお兄ちゃんと練習しようってなりました。
STAFF
なるほど。今までダンスをやってきてよかったことは?
Aichi
いっぱいあるな~。最近でいえばLMFAOとかQuest Crewに入ったことで、10万人だったりとか、本当に数えきれないくらいの人の前で世界ツアーして踊れたことですかね。
だけど、やっぱり人生を変えてくれたのはギネス世界記録ですね。

元々頭は悪かったのでギネス世界記録で大学に入れたりもして(笑)。
東京に来ても仕事がポンポンっと決まっていって、それを機にダンスで仕事していきたいっていうような考えを持つようにもなりました。ヘッドスピンが人生を変えてくれたと思っています。

STAFF
本当に沢山ありそうですね(笑)。ギネス世界記録をとった時の感想はどうでしたか?
Aichi
場所はドイツだったんですよ。ドイツに呼ばれて3時間生放送の特集番組だったんですが、日本ではちょっとしかテレビに出たことのない僕がいきなり異国の地で一発勝負の挑戦することはすごい緊張しましたね。
元々は、スイスのBenny Kimoto( Flying Steps )さんっていう方が62周を記録していて、僕は89周で高校三年生のときに塗り替えたんですけど、とにかくほっとしました。ドイツまでいって記録更新できなかったらどうしよう。。。っていうのもありましたね。生放送だから失敗もできないし、いいわけもできないですから。
多分人生で一番緊張しました。
STAFF
89周は自分の中でも納得のいく回転数でしたか?
Aichi
いや、正直失敗したんですよ。手汗で足を持ってるときに滑っちゃって状態が一瞬バランス崩したんですね。それでヤバいって思ったけど集中しまくってなんとか更新にはなりましたが、納得いく回数ではなったです。
STAFF
そうなんですね。色んなきっかけで海外へ仕事などで行っていると思いますが、海外に行って感じたことなどありますか?
Aichi
今はアメリカに住んでるんですけど、今年の4月からLMFAOとQuest Crewに入って、アメリカに拠点をおいて生活している中で、元々歌っているアーティストのマドンナだったりクリスブラウンだったりとかLMFAOもそうですけど、アーティストとダンサーの位置がほぼ対等だってことをしみじみ感じましたね。
日本でもやらせてもらったりしたんですけど、日本だとダンサーはアーティストの飾りに近いような演出が多いので。。。アメリカではファミリー的になるのでダンサーの言葉が影響力もったり、日本とはダンサーの立ち位置が全然違うな!というのは感じましたね。待遇から何から全部違いますね。
STAFF
なるほど。日本では何故ダンサーの位置が低いと思いますか?
Aichi
みんなが動こうとしていて、一部の人がバックダンサーに選ばれていると思うんですよね。その身内ばっかりを集めちゃっている気がして、シビアではないのかなって気がしますね。力を持った人についていって、その人の下が受け継いでいくのはよくある流れなので。ダンスでお金を稼ぐと言えばレッスン、バックダンサーだけじゃなくて、企業に売り込みにいくとか海外のオーディション受けるとか思っていることがあっても行動してない人が多いんだと思います。
バックダンサーだけが道じゃないし企業に売り込みにいくとかみんなで集まって公演やるとか。誰かがやろうっていわないとやらないのが日本なので何かやったらいいと思います。
STAFF
全体的なところですね。
ちなみに、先ほどから名前の出てますLMFAOのツアーを一緒にまわることになったきっかけとは何ですか?
Aichi
それですね!これはちょっと面白くて、ほんまにすごいですよ!
You tubeでたまたまQuest Crewを見ていたときがあって、このチーム上手い!みたいな感じで思いながら。ブレイキンの要素も入ってるし、立ちも上手くてアクロバットも出来て、魅せるショーとしては理想的だなと思って検索しているとQuest Crewのサイトがあって、チームには2、3人の日本人がいました。スティーブ寺田って人とブライアン平野、北斗小西って人がいておそらく日系アメリカ人と一人は完全な日本人じゃないかなって思って、ツイッターで見てるうちに北斗小西がたまたまいたんですよね。それで、ダイレクトメッセージをしたんですよ。Youtubeでたまたま観て、僕もアメリカいった時は是非一緒に練習させてくれ!って送ったら、逆に「うちらもいつもAichiくんを見てるよ!」ってびっくりした感じで返信がきて、そこからメールのやり取りが多少あって、将来アメリカに行ってそういうチャンスを掴みたいな~って話をしていました。話しをしている中で、その北斗さんが元廻転忍者で、もしかしたら会ってるかもね!って話しで日本のダンサーの情報交換とかして去年の4月にスプリンググルーヴっていう大きなイベントがあったんですけどBIGBANGとかm-floとか加藤ミリヤさんとかが出演している。そこにLMFAOがでるからそこにゲストで入ってくれないか?って助っ人として。僕的にはラッキーだなって思いましたね。海外のアーティストの枠で踊れるなんてすごいことですから。それで大阪の公演に行って、その日は見るだけって言われていたんだけど、本番ぎりぎりに、急に出ちゃおっか?って話になったのですが、何もリハーサルとかしてなかったので大丈夫ですか?って言ったんですけど、大丈夫!と言われて、結果いきなり踊ることになって、何とか無事終えました。で、次に幕張メッセで大阪よりも規模が大きくてそこでも踊らせてもらって、めちゃくちゃ盛り上がって、三公演が終わった後に北斗さんに話があるからちょっといい?といわれて最初はなんか怒られるのかな~って思って楽屋に戻ったらLMFAOのマネージャーさんも一緒にいて、「今から話すことはびっくりするかもしれないけど、一ヶ月後にある全米ツアーからQuest Crew、LMFAOとして入ってくれないか?」って言われたんですよ。僕からしたら、え?って感じやったし、ぽか~んとしてたんですね。すると、「Aichiにも家族とか大事な人がいると思うけど、それも全部置いてアメリカに行くことになるから今すぐにとはいわないけど3日間考えて欲しい」って言われました。自分でここから一ヶ月の仕事を考えるとTV6本にイベントなどで2本と8件はいっていたんですね。その仕事も大切な仕事ですが、北斗さんとマネージャーさんは実はこの3公演はテストだったんだということを言っていて人生で今までにないくらい悩みに悩んで、最終的に、このチャンスは逃せないと思い全米ツアーへいくことを決意しました。
それで、先に入っていたテレビ局とか関係各所に全部に謝りにいって、場所によってはVTRで収録してくれるとこもあったし、すごいみんな暖かく送り届けてくれて本当によかったです。感謝しかありません。それで全米ツアーが終わって、次がヨーロッパツアーだったんですけど、ライブしたら移動して起きたらイタリア、イギリス、スペインとヨーロッパ中を走り回ったんです。
それで起きたら時間も違うしお金も違うし言語も違うなどと、感じるものが違く、生活もおかしくなってました(笑)。でも、そういう中でしかできないことも沢山あって毎日が本番なのでそういう環境で揉まれてすごく強くなりました。普通の人じゃ絶対にできない素晴らしい経験が出来たと思ってます。
STAFF
スタートはツイッターなんですね(笑)。すごいきっかけですね。
Aichi
だから今、北斗さんと一緒に住んでるんですけど、ツイッターなかったらどうなっていたんだろうねって話をよくしますね(笑)。
STAFF
今はたまたま帰ってきているだけなんですか?
Aichi
いまはビザの更新で帰ってきてます。
各国まわってヨーロッパ、アジア数々の國のダンサー達とも交流ができてその国々の文化とかも触れて日本は恵まれている中で行動力が少し薄いなとは感じました。
STAFF
色々とあるなか、今後の活動目標などはありますか?
Aichi
もう、来年日本にツアーにくることもほぼ決定しているのでそのツアー活動をしつつ、アメリカは色々業界がつながっているんですね。ダンスのリハーサルに映画監督が見に来たりだとか、色々な方と簡単に会えるのもアメリカの特徴で、例えばラスベガスで食事していたら席にきたのがスティービーワンダーだったりとかびっくりすることの連続なので、そんな中でどれだけつながりを増やせるかというのと、ダンスをまだまだ知らない人も多いと思うのでこういうのがあるよ!って広く知ってもらえるようにしていきたいです。後は、ダンサーの地位の向上ですね。そこも大事だと思います。キッズもすごい子が多い中で行き場がないっていうのを聞くんですよね。バックダンサーになるかインストラクターになるのかとか、選択肢が少なくてそこに新たな道を作れたら良いなと思います。
その為には人とのつながりを大切にしていって頑張りたいと思います。
STAFF
ありがとうございます。
貴重な話をたくさん聞けました!秘話的な。。。
また、これからも頑張って下さい。

Aichi
aichi ヘッドスピンのギネス世界記録/GuinnessWorldRecord(142 in 1min)保持者。 LA在住。 海外アーティストLMFAOにQuest Crewメンバーとして世界ツアーに参加し、 日本でもCM,TV,舞台に出演など幅広く活動している。
Blog : アイチの回る、廻る、マワルBlog
Twitter : @SpinboyAichi

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