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DANCE@TALK KATSU1 × カリスマカンタロー

DANCE@TALK  KATSU1 × カリスマカンタロー

オーストラリアを拠点とし、世界を飛び回る国際的B-BOY KATSU1。オーストラリア生活を経て日本に帰ってきた彼が感じる日本のダンスシーンとは?DANCE@LIVEプロデューサーであるカリスマカンタローとKATSU1が日本、そして世界のダンスシーンについて語る。

カリスマカンタロー
今日はよろしくお願いします。
2人の出会いって何だろうね?
KATSU1
STUDIO FAMILYですね!
カリスマカンタロー
そうか。STUDIO FAMILYでお互い先生だったんだよね。それで俺がKATSU君にちょいちょい習いにいってたんだよね。
KATSU1
そうそう(笑)。
なんで来たんですか?という感じでしたね。
カリスマカンタロー
そしたら、あまりにも過酷すぎて次の日から筋肉痛がとれなくて。。。それでも頑張って一ヶ月くらい通ったんだよね?でも、そこからその曜日に定例の会議が入っちゃっていけなくなったんだよね。もし、あの時から続けてたら立派なB-BOYになってたんじゃないかな(笑)。
KATSU1
笑。あ、SHUHO君とかも来てましたね。全然知らないときで「BREAKどのくらいやってるの?」みたいに聞いちゃって、「HOUSEやってるんですよ。最近ニューヨークから帰ってきて」、「あーニューヨーク生まれなんだ」って聞いちゃいましたね(笑)。
それで、後からSHUHO君だったということに気づいてめちゃくちゃ失礼でしたね(笑)。
カリスマカンタロー
新宿にSTUDIO FAMILYがあった頃だから、それこそ5、6年くらい前かな。
そこからちょいちょい仲良くなっていったね。DANCE@LIVEに出てた頃はあまり仲良くなかったと思うけど。
その頃は、B-BOYの世界が全くわからなったので、DANCE@LIVEを皆に見られてて相当しんどかった覚えがあるよね。どうやったらB-BOYにも楽しんでもらえるかっていう。
KATSU1
その話、新宿のPINK BIG PIGで話しましたよね。
カリスマカンタロー
そうだね。最近はレベルがすごく高くなってきたのを感じるけど参加者はそんなに増えてなくて、相変わらず悩みは抱えているんだよね。時たま100人くらいのエントリーにもなったりするんだけど、レベルの高い子だけが増えて、とりあえず出てみようかみたいな新しいB-BOYがいないんだよね。
出ているB-BOYに聞いたら他の大会とはJUDGEのシステムとかも違うし戸惑いもあると。でも、逆にいうとこれでしか見られないシーンもあるし、キッズとか他ジャンルに観られることが他の大会にはない。ということをいっていてそういう意味ではやっていて良かったとは思う。でも、本当にまだまだ、B-BOY魂を燃えさせるようなRed Bull BC ONEみたいなものには出来てないかなとは思っていて、何度かBREAK SIDEを辞めようっていう話にもなったんだよね。好まれていないものをやっていてもね。。。という話に何度もなっていて。
DANCE@LIVEに対するKATSU君の印象はどう?
KATSU1
印象ですか、、、僕も最初出た時は戸惑ったんですよね。楽しかったんですけど、その後から人数が少ないとかって言われだして。
結局気づいた奴は参加するし、もしなくなってしまったら、1つの大きい舞台に立てるっていうBREAKシーンのチャンスの一つがなくなるってことじゃないですか。
だから絶対にあった方がいいものだなとは思いますね。B-BOYにとっての大きい舞台は数少ないので。
カリスマカンタロー
RED BULL BC ONEもBattle Of The YearもOld School Nightも色々な大会がある中でみんなイベントに対しての愛が深いなって思うけど、DANCE@LIVEに対しては出ている人達の愛はあまり感じられない時もある。規模はダントツ大きいし今年は日本一大きいLEDをつけて賞金も100万円、さらにはシンガポール世界大会も決まっていて招待するっていう、そこまでやっているのんだけどどうやったらKATSU君のジャンルでいうならB-BOYにも好かれるのかなといつも悩んでいるんだよね。規模とかの問題じゃない空気感だということは感じるのだけど、その作り方が難しくて。
KATSU1
俺も、気持ち込めてやっているイベントが2つくらいあったんですけど、想像している以上に人数が来ないんですよね。楽しみにきてもいいし、狙いに きてもいいし、全員来て欲しいって願いがあるんですけど、こんな思いがありますって”ドーン”って気合い入れてイベントやるとB-BOYって意外と引くん ですよね。だから本気の奴は来るんですけど、そこは難しいなと思っていて。ただ2on2やりますよ!くらいのテンションでやると人が来るんです よ。それをミックスする為に何かって考えたりもしますね。BC ONEとかって規模感としてガッツリやっているけど、それでも人がくるじゃないですか。でも広告とかだけじゃないですけど本気度の中にラフなコマーシャル があったりするんですよね。例えば有名なB-BOYでも勝つためにこれだっていうところ以外のことをしていたりっていうので上手くやっていますよね。魅力 的なイベントへ成長したのもそういうところを上手くやっているからだと思うし、B-BOYを惹き付けるんだと思います。だから経験上一発目でドーンと気合い入れて やります!っていうのにドバッと人が集まるっていうのはB-BOYシーンではあまり見たことないですよね。
カリスマカンタロー
BC ONEがここまでのブランドになったのって1年目はそうでもなくて3、4年目で一気にトップレベルの大会になったでしょ?そのみんなを掴んだ理由って何だと思う?
KATSU1
やっぱり一番はカッコ良さだったと思うんですよ。雰囲気的な。一発目に出てきた時は規模は小さかったと思うんですけど、B-BOY心?黒さ?というかB-BOYが一番中心に取り上げられているというのにピンと来るような空間でもあり、会場の作りもそこまで華やかすぎない”黒さ”があるんですよね。難しいですけどね。華やかの中に真っ黒な部分があるっていうのがB-BOYは惹かれるって所はありますよね。ツボをうまく抑えてると思います。
カリスマカンタロー
そうなんだね。国技館でメジャー感は出せても、その黒さが出せるかっていったら少し難しいもんね。
ダンサーもアーティストもそこのバランス感覚がすごく難しいよね。Red Bullはドリンクで利益を上げているから広告塔として毎年そういう大会が出来るけど、1人のオーガナイザーとしてビジネスってなったら割に合わないとも思う。だから俺はここまで来た以上何でもいいから、ドーンと稼いでダンス界につぎ込んで、素晴らしい大会にし続けていきたいから国技館でやってきたし、賞金も落とさないし、そういう自分の思いを大事にして今に至るんだよね。そもそも俺らはダンスが好きなんだよ。っていう熱を伝えるにはどうしたらいいのか?っていうのをずっと考えているんだよね。行動が派手で大きくやっているから一部ではダンスをビジネスに変えようとしているって言われ、ダンスは金じゃないっていわれているんだけどダンスは金じゃないっていうのは当たり前。けどそれをお金にしないとプロじゃないしダンサーとして食っていけないし、仲間とか家族を守れない。と、なるとその市場を誰かが作らなきゃいけないと思う。だから、ダンス愛とかそういうのをある程度閉じ込めたままクールに徹して頑張っている感じだよね。分かってもらうまでというよりは共有出来るまでやり続けるしかないと思っていて、結果8回目を迎えた感じだよね。
KATSU1
そうですね。B-BOYは本当に難しいんですよね。なんか我が強いっていうんですかね。とくに僕らの年までやっている人なんて我が強すぎてコントロール不能みたいになっていますよね。
若い子も勢いのあるB-BOYはいっぱいいますね。そう考えてみるとTAISUKEの下の世代の奴らがどうしていくかで変わる気がするんですよね。真っ白な状態からこの世界をみてるわけじゃないですか。
だから、自分達でこういうのやりたい!ってなったときに上の人達を導くのってかなり難しいと思うんですよ。無理ではないと思いますが、ハードルは高いと感じますね。だからと言って若い世代をターゲットにする!って言ったらおかしいですけど、その方がいいかなと思うことはありますね。
カリスマカンタロー
なるほどね。この前のDANCE@LIVEの前日予選でISSEIのスター性をすごい感じた。その時に、他のジャンルにこいった存在がいてもいいのになって思ったんだよね。
KATSU1
そうですね。ISSEIの勢いはやっぱりありますね。他のジャンルではそういったスター性のある若手のダンサーはいないですか?
カリスマカンタロー
ダンスが上手い子は沢山いるけど、あのバトルの空気の作り方と、バトルとはいえ先輩関係なく”オラオラ”に向かって行ける感じが凄くて見ているこっちもドキドキするんだよね。そこまでやっちゃっていいんだ!みたいな。
TAISUKEとかも笑ってはいるんだけどバチバチなのを感じるし、それがすごい良い空気を作り上げているのも感じる。
KATSU1
他のジャンルだとそこまでオラオラになると変な感じになるんですか?
カリスマカンタロー
バトル中はならないと思うけど何となくしこりは残りそうだよね(笑)。
KATSU1
そうなんですね。そう考えるとBREAKはしこりとかは残らないですね。
やっぱりB-BOYって独立心強いっすよね。同じストリートダンスなんですけど、俺は違うんだ!っていう奴が多いですよね。それが面白いことでもあり難しいとこでもあるんだと思います。
あとB-BOYって一つのこと見つけると、とことんはまってやりますよね。最初ISOPPさん見たときには驚きましたね。
この人は、どの世界に行っても全然通用するって本当に思いましたね。
やっぱり、B-BOYのダンスと一緒で、あるものにはまると、それを追求するし、常に進化を求めますからね。
カリスマカンタロー
そうだね。
だからうちの会社で仕事をする中でもB-BOYが多くて、TAKUもデザイン出来るしPRINCE君の映像だったりと、みんなB-BOY。
KATSU1
そうですね。そういうB-BOYは多いかもしれないですね。
カリスマカンタロー
RED BULL BC ONEがB-BOYバトルを選んだのにもそういった理由があるのかな、と思う事もあるよね。見た目的な派手さとか、世界的に人口も多いし、どの国にもいるからということもあると思うけど。
DANCE@LIVEに関しても新しい国に進出する時、BREAKからスタートしていく始め方も良くするんだけど、ただ、やっぱりすでに有名なB-BOYバトルがあったりするとブランド構築が難しいね。ちょっと縮小する国もあったりもするし。どうしようかなって考えたり。
KATSU1
オーストラリアもありますよね?
カリスマカンタロー
そう。この間一回やったんだけど、イベントが文化を作ってやっていくって思うとある程度まではいけてるんだけど、なかなかカルチャーを育てるのって難しいよね。でも分かってもらう為には続けなければいけないし、続ける為にはお金が必要だし。ただダンスのレベルが高いとかだけじゃなくてまずやらないといけないことが多すぎて、日本ではそれをやっているうちに十年経ってしまった。でも、世の中がやっとダンスに目を向けてきたからようやくここまで来たかなとは思ってはいる。KATSU君はダンスでお金を稼ぐってことに関してはどう思う?
KATSU1
僕は全然いいと思いますね。僕もずっとダンスやってきて若い時とか迷ったりもしてきましたね。何をしたらいいとか。でも、例えば普通に就職しても本気でダンスやっている奴もいるし、ダンスだけで食っていきたいって頑張っている奴もいるけど、どれも芯がしっかりしていれば選択肢の一つだと思うんですよね。芯があって、そこを一番大事にする。それが大切だと思う。そこでダンスで食うっていうことに関してはすごいことですよ。普通の道じゃないですけどダンスで生活するっていう夢はいいことですよ。でも、その舞台が今まではなかったと思います。例えば有名なアーティストのバックダンサーやればプロとかありましたけど、今は色々なラインが出来上がってきたのでダンスで生活していくってことに関しても可能性は高くなってきたし、本当に素晴らしいと思いますね。昔は嫌だなって思う時期もありましたけど。今は全体的に進化してきていると思います。
カリスマカンタロー
よくいわれるのはダンスはアートだからビジネスじゃない!っていう意見も結構ある。それはもちろん十分理解しているけど、ビジネスという考えの人もいないとダメだよね。例えば画家が、俺は絵をかくことだけで生きていきたいとはいってもやっぱり画商がいるからその人は絵を書くことだけで生活が出来るわけで、画商がいなければ収入もなければ生きていくことは出来ない。だからバランスがあると思うんだよね。ダンスはアートだっていう人はダンスだけを踊って生きていく為の環境を、ダンスをビジネスにしようとしている人と手を組んで作っていく必要があると思うんだよね。と、思うからビジネスマインドを持っている人がいたほうがいいと思ってしまう。そのバランスが今後ダンス界でも発展していくのかなと思う。ダンスはアートだって考え方の方が、まだまだ全然多いと思うけどどう思う?
KATSU1
僕は、B-BOY目線かも知れないですけど、やっていることはスポーツでもあると思うんですよね。もちろんダンス(アート)であって、スポーツじゃないんですけどね。どのス ポーツの練習より過酷な練習をやっているのは間違いないと思います。何かアーティストアスリートみたいな。アートなんだけどスポーツラインも持っていたり と、だからバランスですよね。広めていく為に、最初はスポーツにしてもいいんじゃないかなって思う時もあります(笑)。でもアートという部分もあるから難しいんですよね。韓国は、昔ス ポーツという名目でB-BOYを流行らせたらしいんですよ。でも実はスポーツじゃなくて、これはアートだ!っていうのを後からゴールデンのテレビで流し て、それを見た一般人の人が選手って呼んでいたところをB-BOYって呼ぶようになったというのもあるので、それはそれで考えてるなって思いました。
カリスマカンタロー
そんな話があるんだ。自分もダンスを世の中に広めるときにアートとスポーツの融合です!という広め方をするときもある。もちろんスポーツとしての側面を押しすぎると”黒さ”とか”HIPHOP感”だったりを下げてみてるように見えてしまうから、その辺の言葉は慎重に選んで使う。でも本心は、やっぱりトッププレイヤーがダンスのことだけを考えて生きていけるようにしたいなと思う。俺自身ファンなんだけどKITEとSHUHOとか、たくさんいるトップレベルのダンサー達は、人をダンスで魅了することができると思う。そういう人達は逆に言うとスタジオとかショーケースとかじゃなくてその存在だけでスポンサーがついて、ダンスでお客さんを集めて、湧かせてその影響力で世界に広げていくようになり、それを応援する機関がないといけないし代理店もいなくてはいけないし代理人もいなくてはいけない、と思う。その世界を構築して始めて”ダンス界”になるんじゃないかなって思っていて。今は、やっぱりダンサーがスタジオもやったりレッスンもやったり振り付けもやったりって忙しいんだよね。
ダンサーって器用貧乏だから何でもかんでも自分でやるけど、任せる事は任せてギャラ交渉とかも任せた方がいいんだよね。間で抜かれることを嫌がるんだけど、自分の時間をそっちに集中することによって任せた分は取ってもらっていいんだよ。その分大きな仕事になるっていうのを理解して欲しいんだよね。逆に全部「俺は直接でいいんで。」ってやっちゃうと以外とミニマムなのしか貰えなかったりね。だからそういう勉強していったらもっといいのになって思うときもある。
KATSU1
すごいわかります。それ。僕も昔はめちゃくちゃそれでした。今はカンタロー君が言ってる通り自分は人に任せたりしています。
そうすると、自分もダンスに集中もできるし、やりたいことに対して向かっていける。人に任せても、その人が今までしてた仕事を担ってくれるので、うまく仕事が回って、自分自身色々出来るですよね。
カリスマカンタロー
何か代理店はまだ難しいにしても代理人、エージェントみたいな人がつくようなダンス業界にしたいかな。それこそオーストラリアのダンス界にKATSUくんを呼び込むことでB-BOYが劇的に増えて影響力が増す!ってなり、トレードしたいってなって、KATSUくんを一年間そっちに住ませるけど”年間でこのくらいの保証はして欲しい”など、そういうことが起きたら面白いなって思うよね。そのシーンを広げていく為のトレードだよね。
この間、DANCE@LIVEにKITEが出てくれたことによってFREESTYLEがすっごい盛り上がったんだよね。みんながオーラに驚いていたし、あれは持って生まれたスター性だと思うし、引き上げてあげたいなってすごい感じるんだよね。
Red Bullのスケボーではそれがあるらしいね。19歳の若い子が3億円の契約を結んで世界中の大会に彼女と家族を連れて行くような。それがMTVとかで流れるようで、スゴイって思うよね。スケーターでここまでいけるんだって憧れるよね。そう考えるとB-BOYだけでそこまでいけたら凄いことだって思うんだよね。
KATSU1
それすごいですね。考えたことなかったですね、そこまで。
でも本当にダンス界がそうなったら凄いですよね。まだまだ時間はかかりそうですけど。
本当にオーストラリアに住んで日本に戻ってきた時のたかが一年半前くらいの間なんですけど、日本が前と全然違うの感じますからね。明らかに違うのが分かります。テレビ番組にしてもダンスばっかりになっていて可能性が浮かびましたも。
オーストラリアにいく前は日本のB-BOY界はまだまだだって思ってたんですよね。もっとこうじゃないかとか。全然盛り上がってないとか思ってたんですけどオーストラリアに住んでみて日本の盛り上がり凄く良かったなって思いました。
練習するっていっても時間通りには来ないし平気でドタキャンするし、大会あっても負けたらすぐ帰るし、逆に日本のダメだなって思っていたのが実は良かったって気づきましたね。日本人であることがすごい誇りですよね。パスポートみせても日本人って分かるといい目で見てくれるし。あるパーティがあって子供から大人へと独立するような男の子とかのパーティでみんな白人なんですよ。そこでショーしたりする時に最初は「何だあのアジア人?!」みたいな目で見られますけど、日本人って分かるとみんなころっと変わるんですよね。そういうの考えても日本人で良かったなって思うんですよね。それは絶対忘れちゃいけないなって思います。だから他の国で月給8千円とかでダンスやっているとなおさら思いますよ。日本行きたいってみんないっていてるけどビザが必要で俺らは日本人パスポートを持っているから世界中の人口の半分以上が行きたいと思っている所に最初から住んでいるというのを気づかないとまずいと思いましたね。何でも出来る!って思うんですよ。そこをダンスを通してもっともっと若い子達に絶対伝えなきゃいけないって思いました。
カリスマカンタロー
そうだね。KATSUくんからみて、日本以外に海外でここ盛り上がってるなって感じる所はどこかな?
KATSU1
今は東南アジアですね。東南アジアはレベル上がってきてますね。
シンガポールを中心にインドネシア、タイ、ベトネムあとラオスとかも結構いいB-BOYいますね。カザブスタンとウズベキスタン辺はロッカー、ポッパーとかもめちゃくちゃ多いんですよ。B-BOYも上手い奴いっぱいるんですけど、レペゼン出来ない現状もあると思います。ビザの問題とかで他の世界の大会とかに は行きづらい。そこが問題かなって思って。

カリスマカンタロー
DANCE@LIVEを今11カ国の大会にしたんだけど、それこそもっともっと他の国も巻き込んでいきたいと思う。そうなったときにもっとそういう機関、協会なのか連盟なのかを作って公的に認められるような大会にしたいなって思っていて、オリンピックとかワールドカップみたいに国からのビザがおりて、むしろ国から援助金が出てサポートを受けて大会に出場しにいくようにしたいんだよね。
それをつくりながらエージェントがいるってなったら他の業界と一緒な所までくるからね。
KATSU1
今回のワールドカップもベトナムとかからも流れてくるんですか?
カリスマカンタロー
まだ。ラオスとかベトナムとか始まってはないけどやった方がいいって話にはなったりとかする。
KATSU1
今ベトナムにS.I.N.E CrewとHALLY CREWって2つのクルーがあるんですけど世界トップレベルですよ。
カリスマカンタロー
そうなんだ!
日本だとお金ない学生とかがダンスしているイメージが強いけど、海外のダンサーの人達はお金持っている気がするんだよね。
KATSU1
僕もそれ思いましたね。
ある程度お金持っていないとガッツリ出来ないかなって思いましたね。
インドネシアの奴らとかも沢山のストリートチルドレンとかいる中で普通に200ドルとかするスニーカー履いていたり、確かにある程度裕福じゃないと出来ないのかもしれないですね。
大抵、他の国に行ったりするような奴は、その国の平均値よりちょっとお金持っている奴らですよ。
カリスマカンタロー
シンガポールのダンサーとかも車とか高いはずなのに持ってるんだよね。日本でいう1千万位の車を乗ってたりするからね。3倍くらいの価値があるから本当にお金もっているなって思うよね。
でも、何かHIPOHPアーティストとかサッカーだったり色々なトップアーティスト、トップアスリートがいるけれどトップダンサーとかが夢を与えるくらい稼いでいて欲しいんだよね。
KATSU1
他の国とかではいるんですかね?
カリスマカンタロー
噂でSalahが年収5千万あるとかいっていたけどどこまで本当か分からないよね。
世界回ってて思うけど、クラブ回っているパーティ系のDJってすごい稼いでいるんだよね。イビザとかもそうだけど。それが世界のダンスミュージックになってたりするんだけど一晩3千万とかのギャランティの人がいるくらいだからね。もちろんその分のお客さんが来るから成り立つんだけど。そういったダンスミュージックとダンスのシーンが結びつきがないんだよね。一般人はダンスミュージックとかの4つ打ちが好きなんだけどダンス界はあんまり興味なくてそこが一緒になったらすごいのになって思うよね。
KATSU1
確かに孤立していますよね。
ダンスミュージックっていいますけど俺らからしてみればそんな感じしないですもんね。
カリスマカンタロー
もしBatlle Of The Yearの決勝でパーティー系の曲がかかっても、勝ったチームからしたら最高だぜ!ってなって負けたチームからしたらなんであんな曲かけるんだよってなると思うんだよね。結局自分が認めたものや、人がいいといったものをよしとしてしまうのが習性だから、それがかたまったコミュニティになっていてると思うんだよね。
だから俺はダンサーから流行を作りたいんだよね。例えばダンサーのTOP10人がこの曲流行らせようぜって決めて流行らせて色々な人達がいいなってなるとダンス界から流行が生まれてるってなるともっと大きくなっていきそうだよね。
今はまだまだダンサーの価値が低いからYoutubeとかに上げても著作権の問題等で削除されることもあるけど、ダンサーに踊ってもらった方が宣伝になる!ってなったら別なんだよね。イベントももっとYoutubeで流してってなるしね。
KATSU1
みんな昔より悩んでいる気がするんですよね。
B-BOY的感覚なんですけどみんなどうしようかみたいになっていて、逆に変な頭でっかちな奴も出てきて情報があり過ぎてやりたいように出来てないっていうのは感じるよんすよね、だからいつもいうんですよね。やりたいようにやればいいじゃんって。けどなんか引っかかってるみたいなんですよね。自分としては考えないで、まずやればいいと思うんですが、昔よりそういう子達が増えたんですよね。
カンタロー君がいったみたいに周りは関係なく、突っ走るみたいの心が俺たちの若い頃にはあったんですけどね。
最近の子は少ないなって思いますね。それは大きくみて何でもいいっていうの伝えなきゃいけないなとは思うんですけどね。
カリスマカンタロー
なるほど。確かにそれは感じるかも。KATSU君的にはこういうダンサーで、こうありたいみたいなのは自分の中で固まってるの?
KATSU1
んー、やっぱりあやふやな部分もありますけどありますよ。
コミュニティを大事にしたいっていう部分が昔よりもあって自分がダンスやるっていう意味ではもちろんですけど、自分のダンスを本気でやっていったときに色々と学べることがありましたね。そういう心の底から本当に良いと思えることをダンスを通して出来るんだっていうものを感じます。だから一生懸命やっても問題ないっていうものを伝えたいですね。特に子供とかにダンスを通して伝えたいですね。
カリスマカンタロー
すごく良いことだね。
ダンサーっていつまでもプレイヤーでいたい部分があるから下の子も育てるけど最終的に自分になっちゃうんだよね。例えば育ててきた後輩とかでも一緒に組もうぜって話になるし、結果自分が出たいみたいな所はあるよね。じゃなくてお前を立てていくよという気持ちだったり、俺にきたオファーを全部お前にあげるから。という流れが欲しいよね。自分は自分のコミュニティで踊って大きな世界にはこの子達をあげていきたい。ってなったほうが引く自分と、こだわりたい自分が共存出来るんじゃないかなって思えるよね。
KATSU1
そういう風になって大きなチャンスをまわすようにして更にダンスで色々なことを人間的にも学べるっていうそれこそ挨拶とかみんなで合宿してダンスして、あとはゴミ拾いしたりしてみんなでカレー作ったり、そういうのをどんどんやっていきたいなっていうのは思いましたね。今回も自分がオーストラリアに行ったときにB-BOYとして永住権が取れるかっていうのを挑戦しようって思った理由の一つはダンスをやっていくと結局なんもないぞってなった時に結構やめていくひとがいたので、B-BOYとしてこれとったぞみたいなものが欲しかったんですよね。もしB-BOYとして永住権が取れたら国も超えれるとまではいえないですけど下の子には伝えれるかなっていうのはあったんですよね。なので、今回永住権がとれたことは自分にとっても大きいことだし、もっともっと伝えていきたいことでもありますね。
カンタロー君、最近ショーとかは出てるんですか?
カリスマカンタロー
ほとんど出てないかな。オファーが一月ぐらいにあってそれに出たくらい。あとはDANCE DELIGHTにでたけど、やっぱりあんまり練習出来なかったから、なにしに来てんねんっていわれたよね(笑)。
けど楽しかったんだけどね。ダンスが単純に好きだからね。みんな誤解しているけど俺はダンスが好きなだけだからね。その好きなものを伝える為にビジネスにもしたいしビジネスも面白いし、人と繋がって何かを生み出すっていうのも好きだからね。KATSU君がこういうのやりたいっていってきた時に一番の応援者でありたいなって思うんだよね。儲かるとか関係なくやってみようよっていえるくらいのパワーが欲しいなって思うよね。
利益を上げることとか、続ける為にみんなに多少でもお金を渡さなきゃいけないって思ってるんだよね。イベントやっていても一発屋は多いけどやれるんだよね一発は。それを続けるのがしんどいし思った以上に赤字の時もあるし、続けてられないよってなるんだよね。その割に出演者は自分勝手で連絡つかなかったり。けど続けていくことによって皆がやりたいことをかなえられるようになってくるんじゃないかなって思うよね。
だから俺のこと悪く言う人もいるけどそういう奴らですら味方にしていきたいと思ってるんだよね。で、みんなで超いい飯を食いにきたいのよ。
KATSU1
やっぱそういう批判的な人っていますか?
カリスマカンタロー
前よりは減ったけどね。けど目立てば目立つ程あいつらがやってることはダサイよね。みたいに言われたりするよね。
昔はすごいこだわりがあったけど自分も大人になったからそういうアンダーグラウンドな話もいいなって思ったりするんだよね。大人達が協会を作って私たちが応援するからねとかじゃないんだよね。本当にリアルな人達が色々な人達が勉強した上で協力してFIFAみたいなの作れればいい世界になっていくと思うんだよね。
最後にKATSU君的にここから3年どうしていきたいみたいという計画はある?
KATSU1
あんまりこうドーンっていうのは控えているんですけど一年半オーストラリア行った時の経験等を溜めているのはあってそのプロジェクトを今年日本に返ってきたタイミングでやってシーンを盛り上げていくのと、もう一つはオーストラリアの基盤を作ったんでそこもまだ全然発展途上なんでオーストリラリアの奴らとも動き出したのでその2つをこの3年でやっていこうと思っていますね。もし絡めることがあったら宜しくお願いします。
カリスマカンタロー
オーストラリアでもDANCE@LIVEもやるしね。何より日本に戻ってきたくれるのは嬉しいね。今日は有り難うございました。

B-BOY KATSU1の情報はこちらから!
Ameba
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