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日本とLA。離れた土地で通じ合う同志達

日本とLA。離れた土地で通じ合う同志達

3代目DANCE@HEROに輝いたTwiggz Famを牽引し、日本のKRUMPシーンの第一人者であるTwiggz aka Young Style Ripperと、L.AのKRUMPシーンの立役者であるJr Style Ripper aka MaddHatta、Lil Style Ripper aka Basix。
KRUMPシーンを盛上げていくべく彼らの考えとは…

STAFF
本日はお時間頂きましてありがとうございます。いくつか質問をさせて頂ければと思います。まず、みなさんが知り合った経緯を教えて下さい。
Jr Style Ripper aka MaddHatta
IMG_5503.jpg僕が初めてTwiggz(JUN)を見たのは、アメリカでのTHE SESSIONと呼ばれるイベントだった。
彼は凄くいい踊りをしてたし、確かそのバトルも勝ち抜いていたと思う。でも、その時は僕は彼が誰だか分からなかった。
その後、僕たちが別のバトルイベントをしていた所に、彼がTight Eyez(タイト アイズ)と一緒に僕らを訪ねて来た。
彼は24karatsを着ていて、俺らはかなり興奮したよ。
彼はその後、しばらくは僕たちのFAMではなくて、一緒に過ごしたり練習したりしていたんだ。
そんな中、彼が再びLAに来た時に、Style Ripper FAMのメンバーとして、Young Style Ripper(ヤング スタイル リッパー)になったんだよ。それからは、本当に僕らと通じ合っているよ。
Lil Style Ripper aka Basix
IMG_5509.jpg僕が初めてJUNに会ったのは、彼がLAに来た時だ。
彼は、トレーニングをするためにLAに来たんだ。成長が目に見えて分かったよ。
僕たちから学んだことを身につけて、日に日に上手くなった。STREET KINGDOMは軍隊のようだったよ(笑)。
どうやってダンスをしていくのか、それが彼らのインスピレーションだ。
まずパフォーマンスをして、プロモーションをして広げていく。彼も同様だった。
日本へ戻った後、彼が学んだことを自分の中だけに留めておかずに、日本のみんなへ広げたんだ。
スポンジのように、自分の中に吸収した後は、皆のために、学んだことをシェアしていった。凄くいい男だと思う。
彼をメンバーとして迎えることができたことに感謝してるよ。
STAFF
日本にはじめて来た感想はどうですか?
Lil Style Ripper
日本がまじで大好きだよー!本当に愛してるよ!
STAFF
食べ物はどうですか?
Jr Style Ripper & Lil Style Ripper
食べ物も本当に美味しいよ!
たこ焼きを食べたよ!後は、ココスの肉をジューって焼くやつが凄く好きだった!初めて食べたよ!後は、バナナクレープも!
STAFF
ココスが好きなんですね(笑)。
では、LAと比べて日本のKRUMPシーンはどうですか?
Jr Style Ripper
アメリカと比べて、日本は凄く団結的だね。愛にあふれた国だと思う。
アメリカは、凄く厳しい世界なだけに、みんなが良くなりたいがために、競争ばかりする傾向があるよ。
でも、ここ日本では、競争するけど、愛することも忘れていないよ。お互いにサポートするよね。
そして、年齢層がとても広い(ダンスシーンのこと)。キッズ、女の子たち、老若男女問わない。アメリカでは、ある一定の層の人たちにしかなくて、日本の人たちは学ぶのが驚くほど早くて凄いよ。
その成果あって、何人かの日本人は今やアメリカ人と対戦して勝ったりもするだろう。凄いことだよ。
STAFF
今回開催された、「KING OF BUCK 2.5」のようなバトルイベントは海外でも主流ですか?
Lil Style Rippe
主流だよ!僕たちSTREET KINGDOMは、「THE REALM」があるよ。他には「Call Of Buck」などがあるよ
STAFF
そうなんですね。日本のシーンと比べてダンサーとして、クランパーとしての仕事はどのようなものがありますか?
Lil Style Ripper
そうだね。ワークショップとか、僕たちが今ここに来てやっているようにね。でも、本当に人それぞれどれだけ真剣にKRUMPを捉えているかで変わってくるものだよ。
僕たちのように、真剣に捉え、自分たちが学んだものを他のものに広げたいと思えば、ワークショップが仕事になる。
Jr Style Ripper
最も最近の仕事は、Tight Eyezがハリウッド映画にKRUMPで起用されたことだね。
映画の名前は、「ステップアップ4」だよ。Tight Eyezがメインダンサーの一人。彼は、振り付けも行ったけど、フリースタイルで踊っているところも沢山あったようだ。
ハリウッドは、KRUMPにとても注目し始めている。彼らは、HIPHOPと同様にKRUMPをバトルの中に入れようとしてるよ。どのようになっていくのかを期待して待っているところだよ。
KRUMPは振り付けや様々なプロモーションにも使われているし、STREET KINGDOMも、ミュージックビデオ、CM、ダンスの大会、ダンス番組に関わらせてもらった。
STAFF
後の広がりもありそうですね。現在日本では、ストリートダンスの義務教育化などでメディアで取り上げられていますが、KRUMPもそういった場に広めていく予定はありますか(LAも含め)?
Lil Style Ripper
僕はとてもいいことだと思うよ。どのジャンルのダンスもできることは凄く素敵なことだ。
人々は、HIPHOPやBREAKINだけに捉われて、それだけが自分たちにできることだと思いがちだけど、実はそうではなく色々な可能性があるんだということを広めていけるのは凄くいいことだと思う。
KRUMPがあるべき姿で、色んな場所に広がっていってるのが嬉しいよ。
Jr Style Ripper
KRUMPがもっともっと世界的に認知されるようになったとしても、僕は仕事やCMや映画に影響をもたらすことが全ていいとは思っていないよ。
なぜなら、KRUMPはお金のために作られたものではないからだ。何を感じるかがダンスになったものだ。
どれだけ、自分を高めることができるか、KRUMPを通してどれだけ自分を表現できるか、そしてそれをいかに周りとシェアできるか。人々が何がベストだということを求めるからこそ、そこにバトルが生まれる。世界的なイベントで、ドイツに、EBS(European Buck Session)というものがある。
日本やアフリカや世界中から、KRUMPを競いに集まってくる世界的なイベントだ。そこで競い合い、時に旅をしたり、これは、KRUMPバージョンのRed Bull BC ONEのようなものだ。
そこには、KRUMPの頂点になりたくて沢山の人が集まってくるけど、将来のキャリアにするためにやっているのではないよ。
Twiggz aka Young Style Ripper
IMG_5576.jpgダンスシーンの再熱だったり色んな方向で見られるということに魅力はあるし、色々なシーンがあっていいと思っています。
オーバーグラウンドだったりアンダーグラウンドだったり関係なくて、本当に自分が信念をもってやって、やりたくないことをやるのではなくて本当にやりたいことを突き詰めているところにシーンがあれば俺はどんな場所でもいいと思います。だから学校教育から掘り下げていく人が出てくればそれは素晴らしいことだと思います。日本チャンピオン、世界チャンピオンとかが生まれる可能性もあるし逆にアンダーグラウンドで頑張っていたやつが教育という場で活躍出来るということもあるだろうし、とにかく自分の本質を見つけて欲しいっていうのはあります。TVにしても、より多くの人にKRUMPのかっこ良さが伝えられて、テンション下がっている人に元気を与えることができたりしたら嬉しいので、チャレンジ出来ることはやってみたいです。
STAFF
なるほど。では、今後の活動についてみなさんお聞かせ下さい。
Lil Style Ripper
今の時点では、ただ進み続けたい。なぜなら、僕がKRUMPを始めた時から今まで止まることを知らずに来たから、これからも進み続けるよ。
僕たちSTREET KINGDOMは何でもしていくよ!KRUMPは今ここにあるから。少なからず僕は思うけど、僕たちの愛することをし続けたい。僕たちの愛していることを提示していきたい。僕たちが愛している人々の前でね。
なので、色んな場所を旅行し続けたいし、新しい出会いを大切にしたいし、ワークショップも続けていきたい、映画にも挑戦したい、本当になんでも可能性がある道を進みたい。
Jr Style Ripper
僕は、色んなダンサーと共に仕事をしたいよ。バトルでも、KRUMPのイベントでも、KRUMPとBREAKINだろうが、 KRUMPとPOPだろうが、KRUMPとHOUSEだろうが、関係なく共存し、
そこから生まれる何かを見てみたいという思いがある。後は、もっとKRUMPについて、学んでいきたい。振り付けもそうだね。
DANCE@HERO JAPANとかコレオグラファーとかね。Tight Eyezが描いている夢が現実になるのも見てみたいよ。彼は、最大のKRUMPイベントを開きたいんだ。もし、それが現実になったら、俺は多分泣くと思う(笑)。
Twiggz
DANCE@HERO JAPANで優勝することができて、お陰様で色々な所からオファーがあったり注目されていて、
8月の頭に発売された雑誌の「Woofin’」で表紙を飾らせて頂いたんですが、ダンスが義務教育に入ってきたということで、色々な方面からダンスが再認識されていて、いい意味でも悪い意味でも見られていると感じています。
その中で、老舗のストリートマガジン「Woofin’」さんが初めてダンサーに着目して表紙に起用して頂きました。BASE HEADSのKEITA君、WCOのYOKOIさん、三代目JSBのELLYと自分の四人で飾ることになって、それもダンサーが初ということで、今後こういうことが増えていくと思うので、俺はKRUMPシーンっていう根底を大事にコアなかっこいい部分は伝えつつも自分が出来る限りの表現する場所があればチャレンジしていきたいなと思っています。
STAFF
ありがとうございます。では、最後に日本のダンサー、クランパーに向けて一言お願いします。
Jr Style Ripper
僕は日本のクランパーの皆に言うことがあるとするなら、努力し続けてほしいっていうことだ。8年間踊り続けていてこれが初めてのダンスを通しての海外だ。ここで見れたすべてのことを本当に愛しているよ。
日本のKRUMPからくるハートは本当に素晴らしい、ただ、ベストを尽くして進み続けることだよ。絶対にあきらめないことだ。僕が大切にしていることは、努力と献身だ。それは、人生のすべてにおいて言えることだ。
努力した分だけ、結果がついてくる。想いをオープンにして、もっと深く考えよう。何かしたいことに挑戦することを恐れてはだめで、自分がここまでできるんだと驚く日は必ず来るので。音楽を聴いて、ステップを踏むんだ。
Twiggz
これからもKRUMP人口を増やしていきたいと思っていて、ヒップホップシーンだったりBREAIKINだったりと同じくらいKRUMPのシーンも盛上がっていったらいいなって思いますし、どんどん世界に出て行くようなKRUMPシーンになっていったらいいと思います。今後のTwiggz FAMやSTREET KINGDOM JAPANの活躍も期待して下さい。
STAFF
貴重なお話や、お時間頂きまして、本日はありがとうございました。

info.

KOB ent.
http://kob-ent.jimdo.com/

日本KRUMP界の先駆者であるJUN aka Twiggzを代表とし、「KRUMP」「 エンターテイメント」「社会貢献」を主な活動とした団体