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エンターテイメント集団「梅棒」が2回目の公演を開催!リーダーのIMAGINEにインタビュー!

エンターテイメント集団「梅棒」が2回目の公演を開催!リーダーのIMAGINEにインタビュー!

2009年JAPAN DANCE DELIGHT vol.16 特別賞受賞、2012年Legend Tokyo chapter.2 最優秀作品賞・オーディエンス賞W受賞の輝かしい経歴を持ち、ダンサーのみならずすべての人々に笑いと感動を与えるエンターテイメントジャズダンスチーム梅棒が今回で2回目となる自主公演「ウチの親父が最強」を開演!
唯一無二のあのダンススタイルはどのように出来たのか?彼らの公演への思いは?今回、DANCE@TALKではDANCE@LIVE MCとして活躍しながらも、梅棒リーダーとして公演の作・演出を手がける男、IMAGINEに密着!

STAFF
IMAGINEさん、今日はよろしくお願いします。
IMAGINE
よろしくお願いします!
STAFF
まず始めに、梅棒結成について何ですが、結成してどのくらい経ちますか?
IMAGINE
結成は12年前ですね。僕が日本大学の芸術学部に通って演劇を学んでいて、演劇と並行してストリートダンスをやりたいと思ってダンスサークルに入ったら、それがジャズダンスサークルだったんですよ。元々は高校でダンスをやっていたので、ハウスダンスをやる気満々だったのですがワークショップ受けにいったら「プリエー」ってなっておや?みたいな。(笑)けどその当時から社交性に溢れていたから抜けにくくなっちゃってそのまま入ったんですけど、そのジャズダンスサークル「BAKUの会」の同期の男6人で組んでいたのが梅棒だったんですよ。
STAFF
その当時のメンバーはまだやっているんですか?
IMAGINE
全員はいないですね。シェーネーっていうメンバーが写真家として関わってくれたり、LEGENDとかの大会はたまにダンサーとして出てくれています。梅っていう梅棒の名前の由来にもなったメンバーもいて、彼も一時期は外れていたんだけど、今回の公演はキャストとしてまた戻ってきてくれました。だからオリジナルメンバーは6人の中で2人とかになってきているんだけど、結成して2年目でそのジャズダンスサークルBAKUの会の1個下の代が加入したりとかして、最大10人ぐらいとかでやったりとかしていました。自分達の代が卒業するタイミングでその当時、関東大学学生ダンス連盟∑のイベントとかでゲストで呼ばれるようになってきたのもあったりして、卒業しても続けていこうっていう話になりました。その頃くらいには梅棒の今のスタイルが出来上がっていたんです。そこからメンバーが減ったりして6人くらいになった時に、かつて連盟の会長をしていたTAKUYA君が入ったり、そこからカズヤとか日芸の先輩のタツヒコさん、後輩のヒロミ、当時東大生で今会社員をやっているカズキが入ってきて、基本的には今、8人でやっているって感じですね。だから日芸のメンバー4人,それ以外のメンバーが4人という比率で色んなメンバーが集まって今があるって感じです。
STAFF
そうなんですね。今ちょっとだけ出てきた「梅棒」の名前の由来ってなんですか?
IMAGINE
連盟のクリスマスパーティーというイベントに大学1年生の時に出ようってなって、ジャズしかやってなかったから、ストリートダンス踊ろうよって話になり、メンバーに梅がいるからチーム名は梅だ!っていう適当なノリで決まりました(笑)。だから最初は「梅」って言うチーム名で活動をしていたんですが、次の年の春に隆太っていうメンバーが辞めると言い出して、じゃあ隆太君の太の字をとって、「太梅」っていうチームで出ようってなったんですよ。その時フューチャーされている人の名前をつけるっていう適当な感じだったんですよ。
それをサークルの奴らが見に来てくれて「IMAGINEすごいよかったよー!あのチーム!えーと、、、梅棒!!」と言い間違えて、じゃあ梅棒でいいかって決まりました。(笑)
STAFF
言い間違えで決まったチーム名だったんですね。(笑)
IMAGINE
けど今後由来を聞かれたら、他になめられないように、本当の由来は「ポテンシャルが計り知れない男達になろう。」という意味で「UN MEasured BOys」略してUMEBO=梅棒、っていうのを押していこうっていう風にはなってますけどね。(笑)
STAFF
この場でそれ言っちゃったら、もう遅いんじゃないですか。(笑)
始めた当初から笑いの要素はあったんですか?
IMAGINE
今みたいなスタイルではなかったけどコミカルな動きと音ハメと構成で笑いを取っていました。それで途中からもっとお客さんに喜んでもらおうとしてJ-POPとかを使い始めたんですけどストーリーとかは特になく、よくあるお笑い大学生チームみたいな感じでした。
STAFF
DANCE DELIGHTとかに出だしたのはいつ頃ですか?
IMAGINE
2005年かな?オリジナルメンバーが大学を卒業してから、いつも通りEvery Little ThingのDear My Friendを使ってショーを作っていったんだけど、2回目の練習する前の夜に夢を見たんですよ。ショーの後にチッタのお客さんがシーンと静まり返るという。で、これじゃダメだって起きてからみんなに伝えたんです。それで方向性を一新して作ったのが、X JAPANのRusty Nailでめっちゃバットを振る野球の作品で、それが初めてストーリーを盛り込んだ作品だったんですよ。そこからストーリーで1曲使いというスタイルが確立されて、その上で、連盟のイベントだけじゃなく、もっと世の中に出したいって欲が出てDANCE DELIGHTに出る事になったんです。DANCE DELIGHTの東京予選にスラムダンクのオマージュネタで出たのが初出場で、その時はELECTRIC TROUBLEのSHOHEIさんに「スラダン良かったわー」っていわれたのは嬉しかった覚えがあるんですが、賞には絡まなかったです。その時はいっちょまえに悔しかったんですが、今あらためて思うと通るわけなかったですねあれじゃ。(笑)
それでその次の年にMr.Childrenの箒星を使ってドイツワールドカップで起きたジダンの頭突きに触発されて作った作品で初めて特別賞をとりました。その1年後に布袋寅泰さんのスリルで予選5位通過をしてJAPAN DANCE DELIGHTで特別賞がとれたんですよね。
STAFF
そうなんですね。
そもそも梅棒公演を始めた理由はなんですか?
IMAGINE
完全な劇場公演をやるのが2回目なだけでちょくちょく劇場での露出はしていたんですよね。元々僕個人は役者をやっていたから、大学入って1年生のときから仲間と小劇場を借りて、劇団で演劇公演を10年以上やってきてはいたんです。100回以上は俳優として舞台に立ち続けていました。これは梅棒の活動とは別に並行して行っていたんです。
梅棒が第1回公演を行なったシアターグリーンという場所も自分が所属する劇団で公演をやっていた場所だし、今回行なう芸術劇場もすでに役者としては立っている所でした。僕以外の梅棒メンバーは劇場で作品を1,2時間、それを1週間以上もやるというのはなかったけど、そもそも梅棒を作って、ダンス界で面白いって思ってもらえるんじゃないか、という思いからJDDで特別賞、LEGENDで優勝する事が出来て、ダンス界で演劇を全く知らない人達にダンスを楽しんでもらいながら演劇的な要素を楽しんでもらえるスタイルを作ることが出来た。これを逆輸入みたいな形で、自分がやってきた演劇の世界に梅棒を持って帰るという風に考えるのは、ある意味自然なことなんですよね。

やっぱり世の中に劇場に来る人は少ないし、演劇を見に来る人も少ないからイベントとかで梅棒を見た人が劇場まで足を運ぶ流れが出来てくれたらいいなと思っています。今でこそ劇場公演をするダンサーが増えてきているけど、ダンスしかやっていない人達が劇場でやるのとは違って、ダンサーと役者としてずっとやってきた自分がそれぞれのノウハウを生かしてやるのは僕らにしか出来ないと思っているから、そういう意味でやる価値があるのかなって思います。
演劇見る人は演劇しか見ないし、ダンサーはダンスしか見ないから、その橋渡しといえば大げさかもしれないけれど、どっちにも通用するパフォーマンスである自信があるからその流れを行き来したいなって思います。

STAFF
第1回目を見たときは本当に驚きました。こんなみせ方があるのかって。
ああいった公演の演出はどうやって考えるんですか?
IMAGINE
1回目に関しては3つのストーリーラインが交錯していくっていうのをやりたいなってもともと思っていて、それぞれのエピソードにまつわる曲を当てはめていったという感じですね。何となくの構想があってそれに楽曲を当てはめていくっていうパターンもあったり、曲から先に決まったりしたりもします。それで話の流れが決まって、そこから最後に振り付けが決まります。
STAFF
今回はどのような内容になっているんですか?
IMAGINE
家族がテーマで、あるお父さんと家族に巻き起こっていく困難とそれを乗り越えていく様を描いたハートウォーミングかつエキサイティングな話です。(笑)
STAFF
そうなんですね。(笑)
キャストに関してですが、去年より個性的な人達がまたさらに加わっていると思うのですが、どのように選出したんですか?
IMAGINE
単純にこの人達が梅棒に出てたら面白いかなっていう人達を集めましたね。s**t kingzのようにメンバーだけで会場を埋めれる程のカリスマ集団ではないので、僕たちには僕たちのやり方があって、世の中的にこの人がいたら面白いなって思いそうな人を積極的に出てもらいたいなって思っています。IMG_4905.JPGそういう中で少なからず繋がりがあって信頼しあえる関係、梅棒のくだらない表現に頭から入り込んでくれて表現してくれそうな方にお願いしました。IGとは大学の時からの繋がりだし、マチョビアンとかはそもそも梅棒とシンパシーを感じるものがあるし、EBATOさんも最近電撃チョモランマ隊とも仲良くさせていただいて、梅棒に出たら面白いだろうなと思い、だーよしさんも単純に出てくれたら面白いだろうなって思ったんですよね。SUZUYAKAはこの前のLEGENDでも一緒だったし、プライドもあって技術もあって若くして人気もあるけどストイックでうぬぼれない姿勢にすごい興味を引かれたんですよ。
MIKAKOは連盟の同期だし海外で活躍していてそういう人達も組み込みたいなと思っていました。ダンサーとしてはそんな感じだと思いますけど役者さんにも活躍している方々に出演をお願いしています。
STAFF
役者といえば、梅棒公演には演技は必須だと思うのですが、ダンサーに演技は出来るものですか?
IMAGINE
みんな出来ないと思いがちなのですが、実際には普段からやっていると思うんですよね。例えばヒップホップダンサー達は重たいヒップホップの質感だったりを無表情では踊っていないと思うんですよ。自然と人に伝わるように重たい質感にあわせた表情でやっているっていうのはある意味演技していると思うんですよね。確かに台詞があったら大変だとは思いますが、梅棒公演には台詞はないので出来ると思っています。ロックダンスだったらファンキーな表現ができたり、そういうパフォーマンス性がある時点で、ダンサーに演技が出来ない、とは思っていないです。
自己表現としてはぶっ飛んでいる人達ですからね。けどただごまかしちゃう部分もダンサーにはあるのでお芝居の指導はもちろんしています。
STAFF
公演を作る上で苦労している事は?
IMAGINE
やっぱりみんな忙しいから、集まるのが大変ですね。けど今回はダブルキャストでやっているのでBのこの役がいない時はAの同じ役の人にカバーしてもらったりとかやっています。リハーサル自体は適度に緊張感を保ちつつ楽しくやっています。
今回ストーリーがシンプルなので大丈夫だとは思いますが、全部で19曲もあるので進行度合いが大変なんです。年内に全曲作り上げようと思っていて、年明けは通しとブラッシュアップの時間にあててっていう風に考えているので、リハが25回くらいで2回の稽古で1曲完成されたりとかハイペースでやるので、その為にも梅棒は梅棒で円滑に稽古が進行していくように集まって決める作業があるんですよ。だから梅棒の事前準備が重要なんですよね。
STAFF
確かにスケジュール組むのすごく大変そうなメンツですもんね。
そんな大変なスケジュールの中、今回大阪公演もあわせて、1/23~2/9と長い期間の講演ですが、それには何か理由があるんですか?
IMAGINE
ダンサーの劇場公演ってすごく短期間で終わっちゃう事が多くて、400,500人の箱で2日間3公演をやって終わりとかが多いと世の中の人がやっている事を知らないで終わる事が多いと思うんです。誰々の公演すごい面白かったよーって聞いたとして、いきたいと思ってももうやっていないわけですからね。それを少し規模を落としてでもロングランでやって、見てくれる人を増やしたいっていうのと、忙しくて見に行けないっていう断る理由をなくす為っていうのもあります。(笑)
こういうのって興味がない人が来れるようにしなきゃいけないんですよね。興味がある人は日程をあわせてきてくれるけど、興味ない人にはチャンスをこっちから広げてあげないと見に来てくれないから、そういう意味でこのようにロングランの公演になっています。
STAFF
より多くの人達に広める為でもあったんですね。
ではそんな今回の公演「ウチの親父が最強」の見所とは?
IMAGINE
演劇で生まれた発想をダンスを通して今の仲間と出会って、ダンス界にここまで梅棒として育ててもらって演劇の世界に戻ってきて恩返ししている感じなんですよね。なのでダンスのいい所も演劇のいい所も知っているし、それぞれのお客さんの見たい所、逆に理解してもらえない所を僕らは誰よりも理解していると思っているので、そういう意味でいえば老若男女、ダンス歴の有無、観劇歴の有無を問わない、どんな人が見ても楽しい公演を作るっていうのは僕らだけだと思っています。
自惚れとかではなくそこを目指してずっとやってきていて、LEGENDも獲れたと思っているのでそこを存分に生かしたいと思っていいます。全く興味のない人でもきてもらえたら好きになってもらえるはずだし、見に来てくれる人には自信をもって梅棒を知らない人を誘ってくれてつれてきてくれて構わないし、1発で気に入ってもらえて幸せな気持ちで帰ってもらう事が出来る、そんなエンターテインメントを日本の劇場でやれているのは僕らだけだと思っています。ストーリー、演出はもちろんあると思うけど、そういう空間を作ります、それこそが見所です。
STAFF
引き続き、稽古の方頑張って下さい!今日は忙しい所ありがとうございました。
IMAGINE
ありがとうございました。


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