EVENT REPORT

第5回 日本高校ダンス部選手権 Fit’s DANCE STADIUM

第5回 日本高校ダンス部選手権 Fit's DANCE STADIUM

高校ダンス部日本一の座に輝いたのはどの高校に?!高校生達の熱きダンスの戦いに結末が!

日本一の高校のダンス部を決める大会「第5回 日本高校ダンス部選手権 Fit’s DANCE STADIUM」が8月20日パシフィコ横浜・国立大ホールにて開催された。各地の予選を勝ち抜いてきた高校ダンス部のみが上がれる舞台。今年で5年目を迎えるこのイベントには、いままで多くの感動と涙が生まれ、熱き青春の戦いが行われてきた。人数構成により、ビッグクラス、スモールクラスと分けられ、どのチームも、この大会にかける想いと意気込みが熱く伝わるほどのパフォーマンスが終止続く。それぞれのダンス部で、個性溢れる衣装と、構成、踊りがあるなか、ビッグクラスで特に目立っていたのは、山村学園高等学校、大阪今宮高等学校、同志社香里高等学校などがいた。山村学園高等学校は、抜群のスキルと構成、何よりも全員の思いが一つになったシンクロ率の高い踊りを魅せ、表情豊かなパフォーマンスで会場にいる全員を魅了していたであろう。今宮高等学校は、大阪のくいだおれ人形をモチーフとして、踊りと音のタイミングを見事なまでに調和させたパフォーマンスかつ、コミカルな踊りを魅せ、唯一無二の個性を発揮していた。昨年度覇者の同志社香里高等学校は、昨年以上に高めてきた踊りの質と、チームワークで圧巻の実力をみせつけた。全員が可愛らしい衣装で、高校生ならではの表現力が舞台上で輝きを放ち、昨年以上に完成度の高い作品はジャッジの心を掴み、見事昨年に続き2連覇を成し遂げた。スモールクラスでは、四條畷学園高等学校が野球をモチーフにした衣装と、フリ、構成、などパフォーマンス全体が、完成度の高い作品となっており、元気いっぱいの高校生らしい魅せ方をしていた。日出高等学校は、黒ベースの衣装で力強い踊りと、展開の早い構成かつ随所にスキルを魅せる強弱のあるパフォーマンスで、ジャッジの心を掴んでいた。中でも目立っていたのは、箕面高等学校。その完成された一人一人の踊りだからこそ揃った時の質の高さを感じられ、よく作り込まれた構成、そして衣装も抜群の個性を発揮し、この日一番のパフォーマンスに輝いた。
昨年より、遥かに大きく成長を遂げたこのイベントは、素晴らしい可能性を秘めた大会となっていた。年々勝ち上がりが厳しくなり、感動と、ドラマが熱く展開されるこの高校生達の戦いは青春を象徴するかのような空間となっていた。今後の展開が大きくダンスシーンに影響を与えるに違いない。


ビッグクラス−結果

WINNER : 同志社香里高等学校 2nd:山村学園高等学校

スモールクラス-結果

WINNER:箕面高等学校 2nd:日出高等学校


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