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DANCE@LIVE FINAL を終えて。カリスマカンタロー

DANCE@LIVE FINAL を終えて。カリスマカンタロー

今年も無事に終えることができました。
ホッとする部分もありますけど、どちらかというと次を見ているので、不安な点・改善点・反省点しか僕の中にはないですね。
DANCE@LIVEが始まる前に、国技館のステージを見て「小さいな」と思ってしまったんですよ。というのも、ここの空間に慣れてしまった自分がいるからなんですけど。

自分が実現したい事に追いつかないものがたくさんあるからこそ、まずはこの国技館でのDANCE@LIVEチケットを即SOLD OUTするぐらいまではやらないといけないなと思ってしまった気持ちもあります。
なので、今後もDANCE@LIVEをもっと良くするという事を、毎日毎日の積み重ねで頑張るしかないなと実感しました。

みんなで反省会もしたのですが、その反省会が活きるように、来年はもっともっと良くなるようにしていきたいですね。
来て頂いた方々に「最高だったね、あのイベント。」「来年も行きたいな。」ともっと思ってもらえるように、更に精進していきたいです。

僕たちANOMALYが考えていることは、ただダンスイベントが盛り上がっているなというだけではなく、次に繋がる何かなんですよ。

みんなが今DANCE@LIVEに求めているものは、例えば「あのステージに立ってみたい」という夢だったり、「あの大会で優勝したい」という目的の方が大きいのかもしれないんですけど、僕たちは逆にその結果が出た後の”その先”に「こういった結果が出たね」となるような大会にしたいんです。

ダンスだけでどこまで行けるんだろうとみんなが見ている中で、実現させたいところでもありますよね。先をちゃんと創るということを明言してDANCE@LIVEをやってきているので、そこを応援してくれている人もいると思います。でも、最終的に僕たちがやっている事に対して、疑問や不満を持つ人たちもいると思うんですよ。
その方達にも「こういうシーンが出来てよかったね」と言ってもらえるようなシーンを創れるように毎日動きたいなと思います。

これからDANCE@LIVEはアジアの方に出て行きますので、アジアの中でのDANCE@LIVEの立ち位置をきちんと創っていかない。
日本を中心としたダンスのインフラを整えていきます。

まずアジア圏でのダンスシーンを大きなものにして、より様々な方々に影響力を与えるような大会、その影響力によって生まれる価値でしっかりと対価が払われるような時代を創るべきだと思っています。

教育についても、前向きに考えればみなさんがダンスに対して目を向けてくれたという風に受け取れます。「きちんとしたダンサーがそれを応援出来るようにならないかな」と考えて動いていきたいなと思います。

とにかくダンスシーンは今注目を受けていると思うので、その注目をいい形にしてみなさんに提供出来るようにしたいですね。
来年どうしようかというよりも、もう5月・6月から予選が始まって行きますので、早速そちらの方に考えを切り替えて、もっともっと何が出来るかなという部分で休み無く働き続けたいなと思います。

2012年のDANCE@LIVE国技館も皆さんに楽しんでもらえて嬉しかったし、来年はもっともっと豊かにしたいと思います。ありがとうございます。