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JAY Zが自ら選ぶ、自身のソロ・アルバムのベストは……

12月4日に44歳の誕生日を迎えた大御所ラッパーのジェイ・Z(Jay Z)が、これまでに発表した自身のソロ・アルバム12作を自らランキング付けして公開した。

ジェイ・Zは、自身が運営にも携わるウェブ・メディア Life + Timesで、44歳の誕生日となる12月4日に「The Scoreboard」と題した記事を公開。それぞれ短い文言ではあるがソロ・アルバム12作すべてにコメントを付けて評価している。それによると、ジェイ・Zが自身のベスト・アルバムに選んだのは名作の誉れ高い、1996年リリースのデビュー・アルバム『Reasonable Doubt』で、短く「クラシック」と綴っている。同様に、カニエ・ウェスト(Kanye West)のブレイクを導いたことでも知られる2001年発売の『The Blueprint』、引退宣言をし、「ラスト・アルバム」になると謳われた2003年発売の『The Black Album』、ジェイ・Zにとってもっとも売れたアルバムとなった1998年発売のサード・アルバム『Vol. 2… Hard Knock Life』も共に「クラシック」とコメントしており、それぞれ2位、3位、4位に位置づけられている。また、映画『アメリカン・ギャングスター』と関連したコンセプト・アルバムだった2007年発売の『American Gangster』には4.5点を付け、5位に。最新作『Magna Carta…Holy Grail』は6位となっており、秀逸な曲という意味なのか、“FuckWithMeYouKnowIGotIt”、“Tom Ford”、“Oceans”、“Beach Is Better”、“Part II (On The Run)”、“Holy Grail”の6曲のタイトルが言及されている。

一方で後半になってくると厳しい表現になっており、ネプチューンズ(The Neptunes)制作の“I Just Wanna Love U (Give It 2 Me)”がヒットした2000年発売の『The Dynasty: Roc La Familia』は「イントロだけ……」とコメントし9位に、1999年発売の『Vol. 3… Life and Times of S. Carter』については12月4日が命日となる故ピンプ・C(Pimp C)がUGKとして参加した“Big Pimpin’”に言及し、「ピンプ・Cのヴァースだけ……。超ゲットー」とコメントし10位に。11位となった2002年発売の『The Blueprint 2: The Gift & The Curse』は「曲が多すぎる」と切り捨てている。そして最下位となる12位となったのは、引退宣言からのカムバック作となった2006年発売の『Kingdom Come』で、カムバックしてから最初の作品だと言い訳めいたコメントをしている。

なお、10月からワールド・ツアーに出ているジェイ・Zだが、誕生日の前日には妻ビヨンセ(Beyonce)と共に22日間、野菜中心の食事に挑戦することを宣言。22日間という数字は、2+2が4になるからとのこと。夫婦そろって4日生まれで、結婚も4月4日に行うなど元々「4」にこだわっているふたりだけに、44歳の誕生日は特別なものになるようだ。

1. Reasonable Doubt (Classic)
2. The Blueprint (Classic)
3. The Black Album (Classic)
4. Vol. 2 (Classic)
5. American Gangster (4 1/2, cohesive)
6. Magna Carta (Fuckwit, Tom Ford, Oceans, Beach, On the Run, Grail)
7. Vol. 1 (Sunshine kills this album…fuck… Streets, Where I’m from, You Must Love Me…)
8. BP3 (Sorry critics, it’s good. Empire (Gave Frank a run for his money))
9. Dynasty (Intro alone…)
10. Vol. 3 (Pimp C verse alone… oh, So Ghetto)
11. BP2 (Too many songs. Fucking Guru and Hip Hop, ha)
12. Kingdom Come (First game back, don’t shoot me)

元記事 : bmr 配信日時 : 2013-12-05 22:14