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注目のソウル・シンガーがマーヴィン・ゲイ30回忌トリビュート・カバー集をリリース

CM曲にも起用され話題となっている、日本人女性ソウル・シンガー Nao Yoshiokaの“Spend My Life”の作者としても注目を集めているブライアン・オーウェンズ(Brian Owens)が、今年30回忌を迎える偉大なるソウル・レジェンド、マーヴィン・ゲイ(Marvin Gaye)のトリビュート・カバー・アルバム『You’re All I Need – Brian Owens Sings Marvin Gaye』を間もなくリリースする。

ブライアン・オーウェンズは、YouTubeなどで話題を巻き起こし、ホワイトハウスでミシェル・オバマ大統領夫人の前で演奏する栄誉にも授かったミズーリ州の米国空軍民間予備役によるバンド=サイドワインダー(Sidewinder)のボーカリストで、アル・グリーン(Al Green)やマーヴィン・ゲイなどから影響を受けているソウル・シンガー。2012年にソロ・シンガーとしてアルバム『Moods & Messages』でデビューを果たし、ソウル〜R&Bファンの間で話題になったほか、昨年にはNao Yoshiokaのデビュー・アルバム『The Light』の制作に参加し、“Spend My Life”の提供やプロデュース、アレンジに携わっている。

昨夏に行われたNao YoshiokaのUSミニ・ツアーでは共に国内を廻り、名曲“Ain’t No Mountain High Enough”のカバーなども披露していたが、ブライアン・オーウェンズがマーヴィン・ゲイの楽曲に絞ったカバー集『You’re All I Need – Brian Owens Sings Marvin Gaye』をレコーディング。今年は没後30年に当たり、敬愛するソウル・レジェンドへのトリビュートを込めた作品だ。8曲の新録に、5曲のライブ音源が加わった全13曲で、“What’s Goin’ On”、“I Heard It Through The Grapevyne”、“Let’s Get It On”、“I Want You”といったクラシックが取り上げられている。“Ain’t No Mountain High Enough”、そしてアルバム・タイトルにもなった“You’re All I Need To Get By”ではNao Yoshiokaとのデュエットも披露。またスタジオ・レコーディングでは、先日グラミー賞の最優秀ジャズ・アルバム部門に輝いたグレゴリー・ポーター(Gregory Porter)のベーシストも参加しているとか。この『You’re All I Need – Brian Owens Sings Marvin Gaye』は3月5日発売予定で、iTunesでは2月26日先行配信される。

元記事 : bmr 配信日時 : 2014-02-18 23:58