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無許可で客にダンス 経営者ら逮捕

東京・西麻布の飲食店で、無許可で客にダンスをさせたとして経営者の男ら4人が風俗営業法違反の疑いで警視庁に逮捕されました。

逮捕されたのは東京・港区西麻布にある「Bar MUSE」の経営者、高野祐樹容疑者(37)と従業員ら合わせて4人です。
警視庁の調べによりますと高野容疑者らは、20日午前2時ごろ、店で、無許可で客にダンスをさせたとして風俗営業法違反の疑いが持たれています。
現場は、飲食店などが多い西麻布の交差点に面した場所で、捜査員が捜索に入ると、店内にいたおよそ800人の客が外に出て周囲は一時、騒然となりました。
客にダンスをさせるには都の公安委員会の許可が必要ですが、これまでの調べによりますと、高野容疑者は無許可で店内にDJブースを設けて音楽をかけ、客にダンスをさせていたということです。
調べに対し「許可を得ずに客にダンスをさせた」と容疑を認めているということです。
風俗営業法は、許可を得ていても深夜以降に客にダンスをさせることを禁止していますが、ミュージシャンや弁護士が規制の対象からダンスを外すよう署名活動を行うなどの動きも出ています。

元記事 : NHK NEWS 配信日時 : 2013-10-21 14:53