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ナズ+DJプレミアのコラボ作、リリース実現はまだ先?

2006年頃から話題にのぼり、2011年の時点でも制作は進められていると明言されていたDJプレミア(DJ Premier)全面プロデュースとなるナズ(Nas)のアルバムだが、すぐにリリースされることはなさそうだ。

いまやカリスマ・ラッパーとなったナズのデビュー作にしてヒップホップ・クラシックとなった『Illmatic』において、“N.Y. State Of Mind”、“Memory Lane (Sittin’ In Da Park)”、“Represent”の3曲を手がけ、ナズの成功に大きく貢献したDJプレミア。昨年行われた『Illmatic』全曲披露ライブではプレミアがバックDJを務めるなど、変わらず交流のあるふたりだが、「DJプレミアが全面プロデュースするナズの新作」というヒップホップ・ファン垂涎のプロジェクトは、元々は2006年にナズから持ちかけられた話とされており、数年前からプレミアが口にしている。

昨年も、継続して制作を進めていると語っていたDJプレミアが、久々にこのコラボレーション作について言及。「順調に進んでるよ。先週会ったばかりだし」と経過について述べたDJプレミアは、「ナズは、(所属レーベルの)Def Jamからあと1枚アルバムを出さなきゃいけない。でもそれを出せば(契約が終了し)あいつはフリーになる」とナズの状況を明かし、Def Jam Recordingsでの最後のリリースを終えた後になるだろうと語っている。

なおナズは、今年1月にもDef Jamでの最後のアルバムとなる新作の制作をスタートさせたと語っている。

元記事 : bmr 配信日時 : 2013-10-08 21:55