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DANCE@TALK Rebel City

アメリカンドリームを掴む為、日本から単身渡米した女性ダンサーmassa。ダンサーとして活躍する彼女が所属するガールズグループ「Rebel City」のメンバーにインタビューを行った。

STAFF
まず、maasaさんの渡米のきっかけを教えてください。
maasa
maasa当時自分の事が凄く嫌いで自分を変えたいと思ったのが、一番の要因です。自分と自分の生き方を好きになりたかった。それがなりうる場所だと思ったので。
日本に居たころはテレビなどメディアの世界ではなくアンダーグラウンドの世界にいましたね。バトルに出たり深夜ストリートで地味に一人で踊ってたりすることが凄く楽しかったですね。
東京で行われたバトル「THE GAME」に出てBEST8までいったこともあります。そのときはL.O.F.DのTOMOKOさんと当たって完敗しましたね(笑)
STAFF
L.Aに来てどうでしたか?
maasa
英語も全くわからなくて、毎日、家と語学学校の往復のみで家にこもる毎日でした(笑)。全てのことに自分で責任をもって行動をするということを身を持って学びましたね。
そんな私がダンスを再開する事になったきっかけが※1Free Boogie (フリー・ブギー)との出会いでした。毎週2回あるレッスンをかかすことなく1年通い続けて初めて出させてもらったショーの事は今でも忘れません。何も出来なかった私の力を信じて根気よく育ててくれたのが彼です。彼なしでは今の私は120%ありません。今では彼が一番のよき理解者であり信用できる人です。そして、私の人生を180°変えた女性がコレオグラファーとして有名な※2Oththan Burnside (オーサン・バーンサイド)でした。彼女の事はずっと前から知っていましたがまさか今こうして毎日一緒に仕事をする様になるとは考えもしませんでした。人一倍パッションにあふれた人で彼女以上にタフで真の強い女性は今まで人生で見た事がありません。
STAFF
では、彼女が「Revel City」結成のきっかけとなったのですか?
LexLu
LEX LU.JPGそうです。OTHTHANと、そしてミュージックプロデューサーのSam Salter (サム・ソルター)が最強のガールズグループを作りたいと何度もオーディションを重ね入れ替えをして今の5人に決まりました。
STAFF
なるほど。では、そんな「Revel City」のメンバーについて教えてください。
maasa
黒人2人白人1人アジア2人で形成された5人ガールズグループです。
元々は5人ともプロフェッショナルダンサーとしてBeyonce、Ne-Yo、Usher、Nicki etcなどのバックダンサーでやっていました。
Jana Tompkins from Houston aka “JHONEY”は才能に満ちあふれた姉御肌でリーダー的存在です。Alexis Boyd from LA aka “Lex Lu”はいつも明るくグループのムードメーカー的な存在です。Asako Hara from Japan aka “Saki Boomb”はとてもしっかりものでLAのクラブは彼女と行けばいつでもVIP。
Natalie Lyons from Canada aka “Nasty Na”はロックでハードでクールな女の子、でも内面はとっても心のやさしい子。Maasa Ishihara from Japan aka “iKandi”は私マーサですw
Saki Boomb
maasaと私は、「Let Me Love You / Ne-Yo」のPVに出演しました。この仕事は今のところ私達の人生で1番楽しく刺激的な撮影でした。
周りのダンサーはみんなトップ中のトップの人ばかりで毎日8時間ものリハーサルと長時間にも関わらず全く疲れも感じる事もなく笑いの絶えない現場でした。
maasa
このPVはNe-Yoの作品の中でも一番ダンスがメインに作られたPVだと思うのでダンサーの方にはより楽しんでみてもらえるのではないかなと思います。また振付師のJamaicaはLAの中でもトップコレオグラファーの一人で私はNe-Yoの「Let Me Love You」で初めて仕事をさせてもらったのですが一瞬にして彼女の才能とオーラの虜になりました。
STAFF
Revel Cityのスタッフ陣について教えてください。
Nasty Na
まず、ミュージックプロデューサーのSam Salter (サム・ソルター) は90年代から2000年以降にかけてシンガーとして活躍して、その後プロデューサーとして活躍しています。Sisqo
のincompleteは元々は彼の楽曲だったという話は有名な話です。そして、もうひとりのミュージックプロデューサーDevine Evans (ディバイン・エヴァンス)は、Mary J. Blige、Outkast、50 Cent、TLC、B2Kなど大物アーティストを手がける敏腕プロデューサーです。
Saki Boomb
コリオグラファーは、OTHTHANを始め※3Dante corde (ダンテ・コーデ)※4JaQuel Knight (ジャクエル・ナイト)など今のダンスシーンの先端を走っているコリオグラファーに現在振り付けを担当してもらっています。
STAFF
今後の活動、目標を教えてください。
J Honey
今はまだ詳しくは公表できませんが今年に関してはLAを基盤としてアメリカ全土や海外でショーをしていく予定です。
maasa
今1日1日が本当に貴重で1秒たりとも時間を無駄にしたくないです。本当にアメリカに来てから人生は1度きりしかないという事を身を持って感じます。絶対に後悔のない人生を送っていきたいです。
STAFF
ありがとうございました。

free.jpg
※1Free Boogie (フリー・ブギー)
http://freeboogie.me/


※2Oththan Burnside (オーサン・バーンサイド)
これまで、数々の有名アーティストのミュージックビデオやライブツアーに出演し、Ne-Yo、Beyonce、Ciara、Usherなどの振り付けも手がける。


※3Dante corde (ダンテ・コーデ)
Justin Bieberをはじめ、Ludacris、Shakira、Mary J. Blige、Missy Elliot、など世界的アーティストの楽曲を数多く振り付け、自らも第一線で活躍を続けるダンサー。

JaQuel Knight.jpg
※4JaQuel Knight (ジャクエル・ナイト)
Britney Spears、Beyonce、Brandyなどのライブツアー出演。