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スクリレックス、「今後コラボしたいアーティストとして考えてるのはビョーク」と語る

ロサンゼルスで11月2日・3日に開催されたフェスティヴァル「HARD DAY OF THE DEAD」に出演したスクリレックスは、同フェスのステージで冒頭の3曲をはじめ計6曲「くらい」の新曲を披露したとのことで、来たる新作に向けて『ローリング・ストーン』誌の取材に答えている。

スクリレックスは今回のステージでは時間的な問題で披露できなかった曲も2つあったと語っており、この6曲が新作をどう体現しているのかという問いに、スクリレックスは次のように答えている。

「間違いなく(新作の)多くの部分をカヴァーする作品になってるけど、でも、さらに新しい側面も披露する作品もまだまだ残ってるんだ。僕の表現であることは前と変わってないし、確か誰か別の人もこんな言い方をしていたと思うんだけど、生地は同じだけど、新しいコートになってて、さらによくなってるんだよ」

ただ、どの曲についてもまだタイトルはついていないと明らかにしている。また、今年はエイサップ・ロッキーやボイズ・ノイズとのコラボレーションを重ねていたことでも知られているスクリレックスだが、エイサップとのコラボレーションについて次のように語っている。
「コラボレーションはいつも楽しいんだ。他の人と一緒に仕事をするといつも自分のことを発見するものだし、自分の限界とか守備範囲とかもどんどん拡がっていくものだからね。僕の場合、すべてが自然に起きることなんだ。それと同時に新しい才能を発掘するのも好きなんだよ。ロッキーとはロッキーの最初のミックステープが出て、僕の最初のヴィデオが公開になった頃、僕のビデオを撮った監督がロッキーのビデオをその後手がけたこともあって、それが縁で知り合ったんだよ。それからはずっと友達付き合いをしてきたから、アルバムに加われることができてすごく楽しかったよ」

なお、現在スクリレックスはスウェーデンの女性アーティスト、エリファント(Ellifant)とコラボレーションを重ねていて、エリファントは「いずれ世界をぶっ壊す」と宣言している。さらに今後コラボレーションしてみたいアーティストとしてビョークの名前を挙げているが、若い才能を発掘するのも大好きなので、その時になってみないとわからないと語っている。また、今年はコラボレーションや新作制作などにあてた一方で、来年は精力的な活動を展開してみせることになると次のように語っている。

「今年は僕には間違いなく忙しい1年だったんだよ。ツアーはやってないけど、いろいろ他流試合もしてたし、仕込みもしてたからね。来年はハードに活動するよ。14年は超楽しみだから。世に出て行って新しいことをおっぱじめることになるからね」

元記事 : RO69 配信日時 : 2013-11-05