パイオニアがストリートダンサー向けオーディオブランド「STEEZ（スティーズ）」を発表した。
今回発表されたアイテムは、オーディオ、ヘッドホン、携帯プレイヤー、そしてダンスの特化したSTEEZの機能を最大限に引き出す専用PCアプリケーションの4種類。
ダンサーのスタイルに合わせ、ビート感を最大限に伝えるダンサーのための「踊りやすい音」と、練習やストリートバトルで威力を発揮する「オートバトルモード」や「ダンス練習機能」などを搭載。
日常の練習が簡単に行えるほか、普段から実践さながらのバトル感覚を磨くことができる。
「STEEZ AUDIO」は初回ラインナップとしてシンプルなデザインで持ち運びしやすく、自宅や屋内で練習する時に最適な「STZ-D10S」、防滴機能と本体を保護するプロテクトパーツを採用し、ストリートでの仕様に最適な「STZ-D10T」、大型スピーカーを採用し、グループでの練習にも適した「STZ-D10Z」の3タイプが登場。
ポータブルオーディオ「STEEZ PORTABLE」は、選択したプレイリストの中から楽曲を自動選択してミックス再生する「ノンストップミックスプレイ」を行えるのが特長だ。また、音程をかえずにテンポを変化させる「テンポコントロール」機能と、選択曲に近いテンポの曲を自動的に探す「テンポコントロールサーチ」機能も搭載している。カラーバリエーションはブラックとバイオレットの2色が用意されている。
ヘッドフォンとイヤフォンのブランドは「STEEZ HEADPHONES」だ。「SE-D10M」はヘッドバンドが折りたためるヘッドフォン。カラーバリエーションはブラックとホワイトで、ホワイトモデルにはブルーとピンク、ブラックモデルにはグリーンとレッドの着せ替えイヤーパッドが同梱されている。
そして注目は、STEEZ AUDIOが世界に先駆けて搭載した「オートバトルモード」だ。
これはダンスバトルを、DJがいなくても楽しめるもので、曲のジャンルとパフォーマンス時間を設定する事で、ジャンルに合う選曲とミックス再生、パフォーマンス時間のカウント、残り時間の告知を自動的に行ってくれる。
ダンサー向けモードを利用するには、音楽管理アプリ「MIXTRAX」での音楽取り込みが必要となる。同アプリは、PC内の音楽を解析して同製品の内蔵メモリに転送するもので、同時に解析情報を取り込むことができる。アプリは29日からPioneerサイトにて無料ダウンロードが開始される予定。
当日はDANCE@KIDSでも活躍するスーパーキッズダンサーYUMEKIと地獄が、オートバトルモードでダンスバトルを披露した。