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ブレイクダンスの迫力に児童歓声 弘前の文京小

ひろさき芸術舞踊実行委員会(岩渕伸雄委員長)は15日、弘前市の文京小学校(工藤信敬校長)でダンス鑑賞教室を開いた。世界的に活躍するプロのブレイクダンサーTAISUKEさん(23)=東京都=の迫力あるダンスに全校児童338人が歓声を上げた。

 教室は、17日に開かれる「弘前ダンスフェスティバル」の特別企画。TAISUKEさんは審査員の1人。

 TAISUKEさんは、児童たちから「ダンスバトルで一番大事にしていることは」などと質問を受け、「勝ちたい気持ちだけだと体は硬くなる。楽しんで勝ちたい気持ちがあれば無敵」と笑顔で答えた。

 児童とのダンスバトルでは、ダンスフェスの最年少出場者で、4年生の鷹木獅童君と対決。鷹木君が背中を地面につけて回る「ウインドミル」を見せると、TAISUKEさんも同じ技を返し、片手で逆立ちしたまま回転する「1990」など次々と躍動的なダンスを披露、大きな拍手が送られた。最後に「今やっていることを続けてほしい。あきらめないで続けることが一番成功につながる」とメッセージを送った。

 鷹木君は「TAISUKEさんは将来の夢で憧れ。すごく上手だった」とまだ緊張の残る面持ちで話した。

 ダンスフェスは17日正午~午後7時、岩木文化センターあそべーるで開かれる。入場無料。

元記事 : どうしんウェブ 配信日時 : 2014-05-17 10:10