ストリートダンスのこれからの予想と現実

はい、今日はエイプリルフールですが、全くウソをつく内容がない。

ま、カリスマカンタローレディガガと熱愛発覚!とでも言っておこうかなw。

 

さて、ここ最近世間はようやくダンス知らない人でもダンスが教育なるんだって?みたいな雰囲気なってきましたね。

教育になる!ってことで前にも書きましたが、まあ今までダンスと関係ない人達が沢山入って来てます。それ自体は市場の開拓には不可欠です!

さて今日は今後のダンス界の道についてカリスマ的予想を簡単ではありますがしようかなと思います。

 

今までストリートダンスのシーンを支えて来たものを大別すると

 

・クラブ(ショーケースなども含む)

・バックダンス

・コンテスト

・バトル

・レッスンスタジオ

 

大きく大別するとこうでしょうか(ここでは音楽周りは置いておきます)

 

クラブは風営法の規制等もあり年々減少傾向になって来ています。バブル時代ディスコで遊んでいた大人達がその経験をさせてくれないままクラブを閉鎖に追い込むという皮肉なもんです。

クラブショーのイベントも減って来てはいますね。

しかしながらキッズダンサーが増えたこともあり、デイタイムのイベントが多くなりました(多くなり過ぎたと言っても良い)。

今後はデイタイムが出来るイベント会場兼レッスンスタジオという形態の箱ものビジネスが1つ大きくなっていくでしょう。

音楽業界でもCDが売れないのでライブエンタの方にシフトチェンジしていっていますから、箱を持つということが今後重要でしょう。

しかしながらこれは資本力がいるので、中小企業や個人ダンサー、経営者では中々に難しいでしょうね。

 

バックダンスについてですが、これは前にも増して需要が増えました。

一見バックダンサー必要ないでしょ!(辛口ですが音楽的にって意味で)っていうアーティストにも付く様になってきましたが。それはバックダンサーがライブにおいて重要不可欠であるということを意味しています。

ライブにはもう重要不可欠な存在。

しかしながら、CD不況の煽りもありギャランティの部分で厳しくなって来てるという現状もあります。中々に厳しいですね。

今後はバックダンサーの立場を守るべき団体(ユニオン的な)が必要でしょう。しかしながら今の状況からするとこれも中々に現実的にはいかない問題でもありますね。

全員で一致団結しないと、その中で個別に動く人が出てくれば出てくる程、すぐに分裂して結局意味の無いものになってしまします。

このことについてはまた別のブログでお話しします。

 

 

コンテストですが、これが今後スゴく難しいなと考えます。難しいというより、大きく分けると

・競技系

・教育系

・エンタメ系

・オ−ルド系

とでも分けましょうか。

 

教育に入ることになり、その場合コンテストの基準がこれから重要になってきます。

わかりやすく言うと、何故あのチームが優勝したのかを明確にする必要が出てくるため、技の基準やステップの基準、評価点、芸術点などを明確にしなければならなくなって来ると言うこと。

のちのオリンピックにも繋がる様に考えるでしょうし、現にそれを目指した大会も行われています。

競技系も同じです。なので教育系と競技系は同じ流れを組んでいくことになるでしょう。

これはストリートダンスの本来持ってる味、感性、匂い、雰囲気、音楽性、ファッション、などカルチャーとは全く違うものになってきます。

しかしながら教育に入ると言うことはそういうことが考えられます。

今後ストリートダンサーが増大していくことを考えたとき、こちらが主流になる可能性は大きくあります。

現ストリートダンサーが望まない形でのダンスの露出がメディアではどんどん出て来るでしょうね。これは致し方無いのかもしれません。。。(ネットの世界ではそうはならないでしょう)

 

エンタメ系は、ジャンルは様々で本格派もいればお笑い系もいれば、とにかく話題に飛びつくことが大事ですので、今旬なものを混ぜていく傾向があります。

人気勝負なコンテンツでもありますので、シビアな面も当然ありますね。本人達が望まない形での出演もありえるでしょう。

しかしこれで火がつくこともあるので、一概にどちらがいいかはないです。本人次第ですか。

エンタメによるダンスでより多くの方に知ってもらえるというチャンスもあるのもココです。お互いが望む形で重なれば嬉しいですね。

今までもダンスを扱う番組はいくつもありました。その都度そこからスター候補までは広がるのですが、未だ人気が続く存在までになり得たスターはいません。候補止まりです。

しかしながら、昨今のダンスインフラが整った状況を踏まえ、キッズの頃からのダンサーも沢山いることから、もうスターが出るのは時間の問題でしょう。

スターが出るとその経済効果は半端無いですから、更にダンス界が青田刈りとなる可能性はありますね。徐々に始まって来ています。

お互いの為になればいいですね☆市場は確実に広がっていきます。

 

オ−ルド系とは、今までの従来のダンスコンテストですね。こちらは死なないでしょう。しかしながら成長性も中々に厳しいかなと、成長カーブの例にとると、このまま緩やかな横ばいからの下り坂

にどこからがなっていくのかですね。根強く、しかも本物が出てくるのはここであることが可能性としては大です。

最近はこのダンスコンテストの形式が沢山増えた為に、優勝というものに価値がそれほどないこと。

それと優勝後の出口がないことも成長にストップがかかる原因の1つかもしれません。これはストリートダンス界でも今後成長させていきたい部分ですね。

しかしながら世界のダンサーに注目されたり、ネットなどで動画で広まったりするのでSNSで繋がりだした今の時代にこちらがメインストリームになる可能性は十分にあります!

でも、僕が最近思うのは、日本は特にキッズも含めてみんな本当にいいダンサーばかりになってきたので、5年後なんかは、全ての条件を満たすチームばかりのコンテストになってしまい、

誰も悪く無い!みんな優勝!ってならないかが心配ですねw

グルーブに、音楽性センスに、ファッションに、技術に、バイブスに、振りセンス、構成、精度、など何をとっても抜群!というチームばかりにw

そうなるとコンテストの新しい形が必要かもしれません。

またそうなると、上記の競技系みたくきっちりとした基準がなければ厳しくなる時代になるかもですね。

オ−ルド系はそうならないように、どういう方向性にしていくかも考えていかなければいけませんね。感性だけではどうにもならなくなるかもそれませんね。(そんな時代嫌ですがw)

完全にシカトして突っ走っていく!というのも大事ですね(^^)

 

 

 

バトルに関してはアライブのことも含めて次回のブログにしますね!

 

 

 

レッスンスタジオは、今日本では相当多くなりました。世界で見てもダントツでしゃないでしょうか。

一番参入しやすい事業でもありますね。参入障壁が低い分、誰でも出来る様になってきました。

しかしながら、こちらも需要と供給のバランスを見てる限り、中々に競争率が高くなって来てますね。

また、顧客となる層がどのダンスを望んでいるかによってこれからの勝ち負けが決まって来て、淘汰されていくスタジオも多くなってきそうな気がします。(もう一部では始まっています)

となると、結局はそのスタジオの味というかブランド力が今後生き残るカギとなりますので、このブランド力を身につけるにはどうしたらいいのかの戦略が必要ですね。

他の業界ではもうこんなの日常茶飯事です。

例えば地元密着の八百屋や魚屋の商店街の目の前に大手チェーンのスーパーがやってきて、値段で大負け。結果廃業ということも珍しくありません。

ダンスの質でも勝っても、歯が立たないという難しいことも出て来るでしょう。

 

 

今のダンス界、ブルーオーシャンに見えて参入してくる企業が今後後を絶たないでしょう。

しかしながら実は入ってみるとレッドオーシャンだったりする部分もあります。

 

多くの視点をを持ち、視野角を広げる為には他業界の繋がりをもっとそれぞれが持つことが重要ですね。ヒントは沢山あります!