パイオニアは、11月28日に楽曲管理ソフトウェア「MIXTRAX Software」のバージョンアップ（無料）を行い、楽曲を簡単にミックスできる「ミックスクリエイター」機能を追加！「MIXTRAX Software」は、独自の楽曲解析技術と楽曲ミックス技術で“ノンストップミックス再生”を楽しめる無料の楽曲管理ソフトウェア。従来の自動選曲によるノンストップミックス再生に加え、今回追加される「ミックスクリエイター」機能を使えば、自分の好きな楽曲の好きな範囲を使って個性的な楽曲編集を行えます。解析した楽曲の情報を「イントロ」「サビ」など3種類のブロックで表示するので、その再生範囲や曲のつなぎ方を指定するだけで簡単にミックスできます。また、その楽曲をワンクリックでPCに保存（MP3/WAV形式）できるので、USBメモリーやダンサーオーディオ「STEEZ」などの対応機器に転送してさまざまなシーンで楽しめる。
これまで、多くのストリートダンサーにとって課題だった音楽編集。ベテランダンサーにはSONY『acid』やApple『garage band』などが定番だったが、いずれも作曲家のためのソフトであり、既存曲をエディットしてつなぐという作業においては煩雑で不向きな側面も多い。また、楽曲編集が可能なフリーソフトなどでは、逆に機能に制約が多く、ダンサーが望む音作りを実現できないと言われてきた。
ダンスショーケース用に音楽編集するにあたって必要な機能を搭載し、逆にこれまでの作曲ソフトの複雑な部分を取り除いてシンプルな操作を可能にしたのが、今回リリースされる『ミックスクリエイター』である。
そのミックスクリエイターの使い方を、BBOYクルー 「Born 2 Funk」に所属し、DANCE@LIVEでもおなじみの DJ HIROKING が紹介！
1．MIXTRAX Softwareを立ちあげてPC内の楽曲を取り込みます。
2．リストの中から、つなぎたい曲を『Mix Creator』ボタンにドラッグ。今回はHIPHOP Battleの定番、Beatslayaの曲を一曲目にします。
3．ドラッグした曲がMix Creator画面に表示されます。曲の構成がブロックで表示されていて分かりやすい！
4．デフォルトのAuto Fadeでつないでみます。1曲目のちょうどよいところで徐々に音量を下げて、2曲目『Pump Up』を頭からカットイン！気持ちよくつながりました。
5．2曲目は曲のスピードがかなり速いので少し遅くします。ブロックの上で右クリック⇒『Tempoを変更』。踊りやすい早さに調整して『適用』をクリック。
6．3曲目はHOUSEをチョイス。Mix Creatorボタンにドラッグ＆ドロップします。
7．黄色のエフェクトブロックをクリックして、つなぎ方を決めます。爆発効果音『Explosion』でダイナミックに！
8．波形モードにすると爆発音のタイミングの細かい調整もしやすい。ここぞ、というタイミングで爆発させます。
9. Houseの曲はイントロが長いので、前半を少しカットします。ブロック左端の緑のポイントをドラッグして、曲の始まるタイミングを調整。
10．終わるタイミングは右端の緑のポイントで調整。最後に拍手と歓声の効果音『Bravo』を追加して、盛り上がる感じにします。
11．上部のSAVEボタンで保存。MP3で書きだします。『MIX CREATORS DEMO』という名前をつけました。
12．STEEZ AUDIOをPCに接続して同期します。さすがSTEEZ！いい音鳴るぜ！早速練習に行ってきます！
完成した曲はこちら↓
※このMIXに使った曲はすべてFacebookのSTEEZページで無料ダウンロードできます。
https://www.facebook.com/STEEZGlobal/app_353144774770093
バージョンアップ版「MIXTRAX Software」のダウンロード方法
下記サイトからダウンロードすることができます。
【MIXTRAX】 http://pioneer.jp/steez/mixtrax/
【ダウンロード開始日】 2012年11月28日 正午～（日本時間）
すでに「MIXTRAX Software」をご利用いただいている場合は、上記日時以降にソフトウェアを起動してバージョンアップすることができます。
DJ HIROKING
現役ダンサーから絶大な人気を誇り、国内外の多くのダンスイベントで活躍する東京出身のDJ。特にダンスバトルのDJを得意とし、中国、オーストラリア、台湾、韓国など海外からダンスイベントにも数多く招待されている。一方、自信もBBOY Crew「Bron 2 Funk」のメンバーとして活動し、シーンの第一線で活躍するプレイヤーでもある。